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2018/09/28

Ask For Chaos/Gilad Hekselman

Giladaskfor
今回の配送にはECM以外もありまして(当然か(笑))、このアルバムがそうです。ギラッド・ヘクセルマンのリーダー作は確か全部追いかけていると思いますけど(これが6作目らしい)、若手では(ってそう若手でもなくなりましたが)カート・ローゼンウィンケルと同様に、興味を持って聴いているギタリストです。ギター・トリオができるミュージシャンは、テクニック的にもスゴいし、かなり上手い人という位置づけです。で、このアルバム、2種類のバンドメンバーを使い分けていて、オーソドックスなものと、やや先進的なものと。最近はあまり新しいサウンドは追い求めていないんですけど、このアルバムは気に入りました。


Ask For Chaos/Gilad Hekselman(G, B)(Hexophonic Music)(輸入盤) - Released 2018. gHEX Trio(on 3, 6, 8, 10): Rick Rosato(B), Jonathan Pinson(Ds), ZUPEROCTAVE(on 2, 4-5, 7, 9) Aaron Parks(Synth, Key, P), Kush Abadey(Ds, Pads) - 1. Prologu000001101 2. Vblues 3. It Will Get Better 4. Tokyo Cookie 5. Stumble 6. Milton 7. Home To You 8. Little Song For You 9. Clap Clap 10. Do Re Mi Fa Sol

(18/09/27)全曲ギラッド・ヘクセルマンの作曲。gHEX Trioはオーソドックスなギター・トリオ、ZUPEROCTAVEはやや先進系かな。それがほぼ交互に並んで、それでいてなかなか一体感があるアルバムです。ギタリストとしての存在感を増してます。フリー的な小品の1曲目ではじまり、サウンドとしてはまあ、割と新しいんだけど、ギターがどこか懐かしいような2曲目、アコースティック・ベースを交えたトリオで、繊細なフレーズから大きなものを感じ取るような3曲目と、いろいろな局面を見せながら進んで行きます。個人的にはgHEX Trioの方が好みですが、また何かやってくれそう。というのもZUPEROCTAVEの方も、十分刺激的なサウンドなので。後者のエレキ・ベースはけっこう変わったアクセント。ラストの曲は大らかで明るい感じ。

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