Tango's Time/Roberto Gatto
ジョン・スコフィールドのサイド参加作の10日目。今回はイタリアのドラマー、ロベルト・ガトーのアルバムに参加してますが、7曲中4曲に参加していて、その曲だけを聴けば、ジョン・スコのアルバムのような印象を持つので、よほどロベルトは共演してみたかったんだろうなあと思います。もう一人のギタリスト、バティスタ・レナもいいんだけど、どうしても普通にしか聴こえないので、やはりジョン・スコの存在感は大きいと思います。日本ではジョン・スコ目当てで買った人が大半なんではないかなあと。まあ、こういうアルバムがあってもいいよね。と思います。通販で調べたら、アルバムタイトルは1曲目の曲がタイトルで、ジャケットも違いますね。
Tango's Time/Roberto Gatto(Ds)(Breaktime) - Recorded July-September, 1987. John Scofield(G on 1-2, 6-7), Danilo Rea(Key on 1, 5-7), Enzo Pietropaoli(B on 6), Massimo Bottini(B on 1, 4-5, 7), Battista Lena(G oin 4-5) - 1. Ask 2. There Will Never Be Another You 3. 100 Flowers (Introduction) 4. 100 Flowers (Waltz) 5. Tango's Time (To Jaco Pastrius) 6. Blue Christmas 7. Of What
ロベルト・ガトー作が1、3、5曲目、2曲目がスタンダードの他はメンバーの作曲。ロベルトはイタリアのドラマーですが、ジョン・スコフィールドは1-2曲目、6-7曲目に参加して、それらの曲では前面に出て弾いています。2曲目のスタンダードは2人の、ギターとドラムのデュオですが丁々発止でのやり取りがなかなか良い。イタリアン・フュージョンという感じでもありますが、ジョン・スコで買う一枚かも。曲によって参加メンバーが違いますが、ジョン・スコの参加曲ではやはりその存在感は大きいです。ややスローなファンクでの1曲目では彼の独壇場という感じ。聴きやすいウェザー・リポート的な雰囲気の5曲目、ワルツでブルージーなギターが渋い感じを醸し出す6曲目、浮遊感を漂わせながら存在感のあるギターを弾く7曲目。
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