Creaction/Rolf Kuhn, Chick Corea, Joachim Kuhn
今日からヨアヒム・キューンのアルバムを14枚((追記)その後重複が見つかり、13枚になりました)、聴いていきたいと思います。先にサイド参加作4枚を聴いていくのがいいかな、と。今日は購入時の邦題では「クリアクション/チック・コリア」とあったので、彼のリーダー作と思っていたら、ジャケットは3人の連名になっているし、’77年録音ではなくて’70年の録音らしいし、ちょっとあいまいな感じの怪しげなアルバムです(笑)。これは、知り合いから情報をいただいていて、可能なところは直しておきました。聴いた感じ、このフリーの傾倒具合などから、私も今では’70年録音説を支持しています。ただ、やはりこの頃のエレキ楽器も導入して、適度な混沌具合、フリー具合から、聴く人を選ぶだろうなあ、とは思いますけど。
Creaction/Rolf Kuhn(Cl), Chick Corea(Key), Joachim Kuhn(P, Org)(Vaan Media) - Recorded 1970. John Surman(Bs, Ss, Key), Alan Skidmore(Ts), Tony Oxley(Ds), Peter Warren(B) - 1. Houndhouse Rock 2. Sad Ballade 3. T.C.B. 4. Going To The Rainbow 5. Racing It Down
ロルフ・キューン作が1、4曲目、ヨアヒム・キューン作が2曲目、アラン・スキッドモア作が3曲目、ジョン・サーマン作が曲目。チック・コリアもヨアヒムもサーマンもピアノやオルガン、エレキ・ピアノで参加していますが、昔懐かしいクロスオーバーっぽい曲から、叙情感あふれる曲、ジャズ的なフリー調の曲まで幅広い感じです。統一性はともかく、よくこのメンバーが集まったものだと思います。ジャズロックの影響を受けつつ、少しストレートに当時の電化ジャズを演奏している1曲目、フリー的なおかずも入ったりして、哀愁のあるバラードの2曲目、アップテンポでアグレッシヴかつモーダルな、時にフリーの雰囲気がカッコよい3曲目、モード調で渋く進んでいく12分台の4曲目、混沌とした感じの強い、かなりフリーな雰囲気の5曲目。
(注)須藤さんからの情報。このアルバムは’77年録音でなくて’70年録音。’70年に発表された"Going To The Rainbow/Rolf Kuhn(Cl) Jazzgroup(MPS)" と同内容とのことです。(01/09/07)
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