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2018/07/30

What It Is/Dave Liebman

Davewhatitis
ジョン・スコフィールドサイド参加作の5日目。このアルバムはデイヴ・リーブマンの日本制作盤(録音はアメリカ)で、マイク・マイニエリがプロデュースを担当しています。当時のフュージョンブームに乗っかった、というつもりが、出来上がった音を今聴き返してみると、全然素直ではなくて(それでも割と聴きやすいですけれども)やはりリーブマンは普通のミュージシャンとは違っていた、っていう感じでしょうか。今では超有名なミュージシャンばかり集まってますが、意外にもジョン・スコのギター度はあまり高くないような気がします。まあ、リーブマンのリーダー作で、彼のソロが目立っていたということもありますけど。当時だからできたアルバムではありますね。


What It Is/Dave Liebman(Ss, Ts)(Sony) - Recorded December 11-16, 1979. Marcus Miller(B), John Scofield(G), Kenny Kirkland(Key), Steve Gadd(Ds), Don Alias(Per), Mike Mainieri(Vib) - 1. Paoli's Vision 2. Miss You 3. What It Is 4. A Dance For Your Thoughts 5. Chick-Chat 6. You Only See You

2曲目以外はデイヴ・リーブマン作曲。日本企画で、メンバーは超豪華。渋めのフュージョンを演奏しています。デイヴ・リーヴマンも、色々な方面に顔を出しますが、こちら方面に傾いていたときも珍しいかも。1曲目からしてけっこう渋めで、通好みというか地味というか、そういうやや静かなファンク的フュージョンの演奏をしていますが、お互いのインプロヴィゼーション的なやり取りも柔軟性を求めている感じ。ローリング・ストーンズのヒット曲の2曲目も渋いファンクになってます。大人向けのフュージョンでも素直でないテーマのタイトル曲の3曲目、アドリブ部は8分の5拍子基調(8分の6もあり)の、当時としては珍しい渋めのファンクの4曲目、ラテン調のチックに捧げられた5曲目、メロウな感じだけど少しひねくれている6曲目。

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コメント

工藤さん,こんにちは。

ジョンスコもいろいろな作品に顔を出しているものだと思いますが,このアルバムなんかも,メンツだけ見ると期待してしまうって感じですよねぇ。

私もこのアルバムについては大昔に記事にしていますが,かなりの酷評ぶりだったと思っています。まぁ,Liebmanに合うメンツじゃないんだと思います。

ということで,本当に古い記事で恐縮ですが,TBさせて頂きます。

>中年音楽狂さん

TBどうもありがとうございます。

まあ、日本制作盤ですので、こういう方向もアリかなあと思います。ただ、これっきりで、また元に戻ってしまったところを見ると、水が合わなかったとは予想されますね。でも、これは売れているかもですね(笑)。そういう時代だったんだろうと思います。

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» フュージョンやっているDave Liebman [中年音楽狂日記:Toshiya's Music Bar]
What It Is David Liebman(Openskye) またまたLiebmanである。 これはやはり異色作と言ってよいと思うが,おそらくDave Liebmanが最もフュージョンに傾斜し [続きを読む]

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