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2018/07/20

Something Borrowed...Something New/Karin Krog

Karinsomething
カーリン・クローグの過去盤聴きの10日目。録音年は’89年。やっとここで久しぶりに普通にピアノ・トリオのバックでの演奏を聴くことができます。’66年の「ジャズ・モーメンツ」でもケニー・ドリューとニールス・ペデルセンは出てましたけど、あれからけっこう経ってますし。いろいろな編成で聴いてきましたが、やっぱり普通に、ピアノ・トリオをバックに歌っても、けっこういいなあ、と思います。声質にちょっとクセがある人なので好き嫌いは出て来るかもしれませんけど。惜しいのは、これ、たぶんオリジナルのジャケットではないですよね。ちょっとこのCDのジャケットは味気ないかなあと思います。でも演奏はいいですけど。


Something Borrowed...Something New/Karin Krog(Vo)(Century) - Recorded June 1989. Niels Henning Orstead Pedersen(B), Kenny Drew(P), Alex Riel(Ds) - 1. The Thrill Is Gone 2. Out Of This World 3. If I Should Lose You 4. My Foolish Heart 5. Canto Mai 6. I Get A Kick Out Of You 7. All Blues 8. The Meaning Of The Blues 9. This Is New Just One Of Those Things 10. I'm Beginning To See The Light 11. Ev'rytime We Say Goodbye 13. Tivoli

バックがほぼケニー・ドリュー・トリオなので、トリオ・プラス・ヴォーカルといった、まあ普通の編成。曲も歌い方もオーソドックスで、ほぼスタンダードばかり(5曲目のみジョン・サーマンの作曲)ですが、このメンバーではかえって面白くなってしまいます。晩年のドリューが嫌いでない方には、オススメです。1曲目はニールス・べデルセンのアルペジオのようなベースのみで歌っています。ドリューもこの頃のリーダー作のようなリリカルな感じはあってもあまり前面に出ていなくて、むしろペデルセンのベースの音数と強力なプッシュが印象に残ります、久しぶりに彼女のピアノ・トリオの本格的なバックでの歌を聴いた感じ。ノリの良い4ビートだけでなく、バラードやサンバなどもあって、彼女にしては、割と普通に聴いてエンジョイできます。

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