May Dance/Terumasa Hino
ジョン・スコフィールドのサイド参加作の過去盤聴き1日目。彼は一時期まで膨大な数のアルバムにサイドで参加してましたが、大半はコメントが直っているので、今日を含めて残り14枚です。今日のアルバム、ジョン・スコが登場して間もない頃のアルバムですけど、もうすでに個性が確立してしまってますね。ホームページの手直しをはじめた時から、このアルバムに出会うのを楽しみにしていたのですが、順番の関係から20年ほどが過ぎてしまいました。ロン・カーターにトニー・ウィリアムスで、しかもピアノレスなので、ギターの露出度も大きいです。やっぱり彼のギターはいつのを聴いてもいいですね。
May Dance/Terumasa Hino(Tp)(JVC) - Recorded May 7, 1977. John Scofield(G), Ron Carter(B), Tony Williams(Ds) - 1. Wind Blows Your Skin 2. The Wild Lady 3. Big Celebration 4. Free Land 5. Moss On The Rock 6. Lovin' May
全曲日野晧正作曲。日本制作(ニューヨーク録音ですが)の素晴らしいアルバム。リズムセクションがまたすごく、当時ジョン・スコフィールドは25歳で、昔だからできた超大物セッションか。大物相手に、比較的オーソドックスですが、堂々と弾ききっています。テーマは東洋的なモード戦法だそうだけど、アドリブに入るとジョン・スコのウネウネギターが堪能できる1曲目、トランペットとドラムスのデュオの後に、3拍子で割と後半ノリ良く進んでいく2曲目、トニーらしいドラムスを基本に、サンバ調のアップテンポでガンガンいくカッコいい3曲目、ちょっと軽いファンク的なリズムの上を少し浮遊感を伴いながらヘヴィーに展開する4曲目、いぶし銀的渋さのあるメロディとサウンドの5曲目、ボッサ的に優しいメロディが流れていく6曲目。
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