共同企画(’21年終了)

無料ブログはココログ

« The Music In My Head/Michael Franks | トップページ | By Myself/Karin Krog »

2018/07/05

Laid Black/Marcus Miller

Marcuslaidblack
マーカス・ミラーの新譜。Blue Noteに移籍したんですね。このアルバム、実は昨日の夜かけていたら、横にいた長男が1曲目の途中で勝手に切ってしまったのです。理由はベースの音が悪くなったからとのことで、自分はそんなことはあまり考えてはいなかったのだけど。長男はオーディオのリファレンスで彼の「フリー」というアルバムを使っていて、けっこう聴きこんでいる方。ただ、私はそんなに気にならなかった(実はこのアルバムだけ、切られてから再度オーディオ装置を以前からのものでこのアルバムを聴いています。)ので、オーディオ装置との相性もあるかもしれません。まあ、黙っていても彼のアルバムは売れますけれどね。

(追記)長男はオーディオのスピーカーケーブルとか、電源ケーブルを交換して、音の違いが分かる部類に入る人間です。


Laid Black/Marcus Miller(B, Vo, Key, Synth, Ds and Rhythm Prog, Back Vo, Bcl)(Blue Note)(輸入盤) - Released 2018. Marquis Hill(Tp on 1, 3-4, 6, 8), Alex Han(As on 1-4, 6-9), Brett Williams(Key on 1, 3-6, 8-9), Alex Bailey(Ds on 1-2, 9, Per on 3-4), Saleh Sue(Vo on 2), Patches Stewart(Tp on 2, 5, 8), Adam Agati(G on 2, 7), Trombone Shorty(Tb on 3), Louis Cato(Ds on 3-4, 6-8, Vo on 8), Jonathan Butler(Vo, G), Charles Haynes(Ds, Prog on 5), Mictch Henly(Key on 5), Kirk Whalum(Fl on 5, Ts on 8-9), Caleb McCampbell(Vocoder on 6), Cliff Barnes(P on 7), Julian Miller(Vo on 8), Brian Cubertson(Vo on 8), Honey Larochelle(Vo on 8), Richie Gajate - Garcia(Per on 8), Take6(Vo on 9), Russell Gunn(Tp on 9) - 1. Trip Trap 2. QUe Sera Sera 3. 7-T's 4. Sublimity 'Bunny's Dream' 5. Untamed 6. No Limit 7. Someone To Love 8. Keep 'En Runnin 9. Preacher's Kid

(18/07/04)2曲目以外はマーカス・ミラーの作曲。相変わらずベースが前面に出て活躍していて、ベースを盛り上げるためのファンクという形になっていると考えてもいいかも。その中でもヴォーカル曲?もあるし、けっこう売れセン狙いなのではないかなあ(実際売れると思う)。1曲目のサウンドは「TUTU」をほうふつとさせるようなサウンドカラーだし、やはりファンクの最前線は彼だと思います。ただ、Blue Noteに移籍して、ちょっとベースの音色(長男は少し落ちたと言っている)をはじめ、サウンドが変わったかな、と思わせるところも。相変わらず豪華なミュージシャンですけど、彼自身の様々な楽器を多重録音して聴かせているところも相変わらず。それにしても、ベースが主役になっているのにあまりクドくないのもテクニックか。

« The Music In My Head/Michael Franks | トップページ | By Myself/Karin Krog »

音楽」カテゴリの記事

フュージョン・ファンク」カテゴリの記事

コメント

余計な話ですが、マーカスミラーは、今回の前のアルバムくらいから、新しいベース本体を作り、シグネチャー弦を変えて、使用するベースアンプもメーカーを変えました。詳しいことはベースマガジンの2018年7月号に載ってます。
本体も、弦もアンプも変われば、出てくる音は変わります。
私も、昔のパキパキのマーカスミラーが好きなので、近作2枚は、ネットで試聴した段階で、合わないので、聴いていません。
息子さんのおっしゃる通り、ベースの音の高音が減り、(ハイが落ちて)3弦4弦の低音の量が増しています。
往年のファンにとっては、少し寂しいですね。「普通のマーカス」は。

>ひでゆきさん

コメントどうもありがとうございます。

このアルバムの裏ジャケには、いつものマーカス・ミラーのベースも写っているので、もちろん複数のベースを使い分けているにしても、やはりレーベルが変わったというのも大きいのかもしれません。ベースマガジン、今度見てみます(時々行く練習スタジオに雑誌が備え付けであります)。情報ありがとうございます。

ふだんは音にまで踏み込んではアルバムコメントは書かないのですが、聴いている音楽を勝手に切られたということも、エピソードみたいになってしまいますが、書いてみました。多少こういうことを書いたとしても、世間では売れていると思いますし、影響はないでしょうね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Laid Black/Marcus Miller:

« The Music In My Head/Michael Franks | トップページ | By Myself/Karin Krog »

HMVへのリンク

  • HMV&BOOKS online

アマゾンへのリンク

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

カテゴリー

メールアドレス

友人が運営しているサイト