Jazz Moments/Karin Krog
カーリン・クローグの過去盤聴き2日目。昔’50年代(主に)白人女性ヴォーカルのCDを集めていた時期があったんだけど、大半はジャズというよりはヴォーカルアルバムという感じの聴きやすいもの。それはそれで結構楽しめましたが、そのうちほとんどを処分してしまいました。やはり、自分は多少なりともジャズ的なヴォーカルものとか刺激のあるものを聴きたくなっていたようです。このアルバムもそういう意味では刺激はある。あるんだけど、ちょっと個性が強いかな、という気もしています。でもそういうものの方が残っているということは...。まあ、個人的な好みの問題ではありますけれども。
Jazz Moments/Karin Krog(Vo)(Breaktime) - Recorded 1966. Jan Garbarek(Ts), Kenny Drew(P), Niels Henning Orsted Pedersen(B), Jon Christensen(Ds) - 1. I Got Your Number 2. Old Folks 3. All Of You 4. Baby Won't You Please Come Home 5. Glad To Be Unhappy 6. Dearly Beloved 7. I Can't Get Started 8. Just In Time 9. Body And Soul
割とオーソドックス系でスタンダード曲集。ケニー・ドリュー、ニールス・ペデルセン、ヤン・ガルバレク、ヨン・クリステンセンとくれば、聴かずにはおれません。この時期のヤン・ガルバレクは何となく屈折しているし、ヴォーカルはやっぱりけだるいし、ですが、普通のジャズ・ヴォーカルと違う雰囲気がいいです。ヴォーカル・アルバムといっても、曲によっては、けっこうバックの演奏が前面に出てきて、何となく、ヴォーカルの楽器的な歌い方もあったりで、ちょっとひきこまれます。 表現力はある方だと思うけど、聴き手を心地よくさせようという感じはあまりなさそうで、マイペースで見な演奏している感じです。ベースは特に、ペデルセンだからか、音数がけっこう多い。ピアノも多少冒険的なところもあり、全体的にはけっこう個性的かも。
« By Myself/Karin Krog | トップページ | Some Other Spring Blues And Ballads/Karin Krog and Dexter Gordon »
「音楽」カテゴリの記事
- Spirit/Michele Rosewoman Trio(2022.05.21)
- Harvest/Michele Rosewoman(2022.05.20)
- Occation To Rise/Michele Rosewoman Trio(2022.05.19)
- スィート・フォー・トリオ/マーシャル・ソラール(2022.05.17)
「ジャズ」カテゴリの記事
- Spirit/Michele Rosewoman Trio(2022.05.21)
- Harvest/Michele Rosewoman(2022.05.20)
- Occation To Rise/Michele Rosewoman Trio(2022.05.19)
- スィート・フォー・トリオ/マーシャル・ソラール(2022.05.17)
« By Myself/Karin Krog | トップページ | Some Other Spring Blues And Ballads/Karin Krog and Dexter Gordon »
コメント