Dialogues/Charlie Haden/Carlos Paredes
チャーリー・ヘイデンのサイド参加作の9日目。このあたりから、まだ手をつけていないアルバムはデュオ作が中心になります(ってあと何枚でもないんですが)。特にデュオ作は好きなんですけど、輸入盤しか出てないもので、’90年代当時は情報もあまりなかったから、買いもらしているもの、ありそうですね。まあ、やむを得ないですけど。今日のカルロス・パレーデスとのデュオはポルトガルのギターとの異種格闘技戦という感じで、ジャズとあちらを行ったり来たりしています。このギター見かけも変わってますが、音色も高い域が強く、これまた独特です。でもたまにはこういうのもいいんじゃないかと思います。
Dialogues/Charlie Haden(B)/Carlos Paredes(Portuguese G)(Polydor) - Recorded January 28-29, 1990. - 1. Asas Sobre O Mundo/Nas Asas Da Saudage 2. Danca Dos Camponeses 3. Marionetas 5. Song For Che 6. Balada De Coimbra 7. Divertimento8. Variacoes Sobre O Fado De Artur Paaredes I Goncalo Paredes 9. Verdes Anos
Carlos Paredesが1-4、7、9曲目の、チャーリー・ヘイデンが5曲目の作曲、8曲目はParedesに関する変奏曲とのこと。ポルトガルのギタリスト(ジャズミュージシャンではありません)とのデュオで、異色なアルバムかもしれませんが、異国情緒があって、渋いです。ポルトガルのギターは形も音色も独特で、そのポルトガル寄りのサウンドでも、ヘイデンが見事に寄り添い、しかもマイペースで特徴のあるベースを弾いていて、面白いサウンドを生み出しています。曲は短めのものが多いですが、9曲目は何と14分台もの曲(全体では47分ほど)。3、9曲目はインプロヴィゼーション的なアプローチの部分もあり、そのラフさ加減のところが、粘り気のあるベースと相まってまたいい感じ。5曲目はベース・ソロ中心の曲。哀愁度高し。
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