Sunday At The Village Vanguard/Bill Evans Trio
ポール・モチアンのサイド参加作の10日目。まだまだビル・エヴァンスの有名作が続きます。このあたり4部作と言われていて、特に有名で、私もけっこうジャズ経験初期の時期に聴きこみました。エヴァンスのピアノがデフォルトで自分にしみこんでいるので、いわゆるピアノの基準的なものはこのあたりにあるのかもしれません。自分のその後に影響を与えることになります。ここではライヴなので、ドラムスの前面に出てる感じもいいし。今回の聴き直しでは、ボーナストラックの入った紙ジャケを使っている(その前のプラジャケは売却済み)ので、後半のボーナストラックが、特にこのアルバムでは多くて、以前と印象が少し違っているかもしれません。
Sunday At The Village Vanguard/Bill Evans(P) Trio(Riverside) - Recorded June 25, 1961. Scott Lafaro(B), Paul Motian(Ds) - 1. Gloria's Step 2. My Man's Gone Now 3. Solar 4. Alice In Wonderland 5. All Of you 6. Jade Visions Bonus Track: 7. Gloria's Step (Take 3) 8. Alice In Wonderland (Take 1) 9. All Of You (Take 1) 10. All Of You (Take 3) 11. Jade Visions (Take 1)
1曲目と6曲目(さらに7、11曲目)はスコット・ラファロの作曲。あまりにもメロディアスなので、スタンダードだと思っていました。3曲目はマイルス・デイヴィスの曲で、他はスタンダード。当時のライヴ録音にしては良い音、良い演奏なので感謝してます。各曲の終わりに拍手が入っています。やはり文句を言う人がいないであろう名盤。このアルバムも1曲目のアプローチが印象深く、心に残ります。 このアルバムでは、ボーナス・トラックが入っていて、少しオリジナルのフォーマットを後半崩しているけど、テイク違いを聴けるのが貴重かも。「不思議な国のアリス」(4、8曲目)が入っていても、やはりそんなに甘口ではない感じのサウンド。3曲目は聴くと、けっこう自由なアプローチをしているのが分かります。それでも十分個性的。
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