Explorations/Bill Evans Trio
しばらくぶりに、ポール・モチアンのサイド参加作の9日目。ビル・エヴァンスのリーダー作が続きます。ちょっと忙しいので毎日更新できるかどうか。もうこの頃は、ジャズの経験初期にけっこうむさぼるように聴いていて、しかも、エヴァンスだけはピアニストとして自分にとっては特別な存在なので、逆にレビューがレビューになってない、という欠点があります。まあ、世の中には、これらのアルバムに関するライナーとか、書物とか、あるいはネット上でも素晴らしいレビューがたくさんあるので、そちらをご覧下さいということで。自分は淡々とホームページを完成させるために聴いていくだけなんですけど、このアルバムも、いつ聴いてもいいなあ...。
Explorations/Bill Evans(P) Trio(Riverside) - Recorded February 2, 1961. Scott Lafaro(B), Paul Motian(Ds) - 1. Israel 2. Haouted Heart 3. Beautiful Love 4. Elsa 5. Nardis 6. How Deep Is The Ocean? 7. I Wish I Knew 8. Sweet And Lovely Bonus Track: 9 Beautiful Love (Take 1) 10. The Boy Next Door
ビル・エヴァンスのこのあたりの作品がよく売れるのは、スコット・ラファロが参加しているから(ラファロ節全開だし)とか、有名な曲が多いからとか、いろいろ理由があるでしょうけど、ピアノのサウンド(リハーモナイズとか)やフレーズ、リズムなどの個性が確立したからかも。これも文句無しです。この1年ちょっと前の「ポートレイト・インジャズ」でも確立されているような気がしますけど。5曲目がマイルス・デイヴィス作曲で、他はスタンダードが多い。1曲目出だしのピアノの独特なリズムとメロディからやられてしまうアルバム。繊細なんだけど、あまり甘口になりすぎてないような気がしてます。スタンダードが多いせいか、聴きやすくて、演奏も楽しめる曲が多いです。そしてエヴァンスと一聴して分かるピアノにハマってしまいます。
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