Wave II
ゲイリー・ピーコックの過去盤聴きの9日目。今日はWaveの2枚目のアルバムで、これはピーコックがメインになっているアルバム。とは言うもののフリーが基本なので、3者対等という感じはしてますけど。ミュージシャン特集としては作らなかったですが、佐藤允彦や富樫雅彦もアルバムの追っかけをしていた時期があって、ある程度の枚数は持っています。なかなかアップする機会がないのが残念ですけど、いずれ時期が来たら、と思っています。このアルバムも、もう30年以上前の録音になるんですね。3人のリーダー作を3社のレコード会社が別々に発売したものだから、再発の可能性がかなり低いのが残念ですね。
Wave II(Paddle Wheel) - Recorded May 28-29, 1987. Gary Peacock(B), Masahiko Satoh(P), Masahiko Togashi(Per) - 1. Feisty Won 2. Sync 3. Boogie 4. No Noh 5. Song For Pedro 6. Mach Bawp 7. Future This
Waveの二枚目。今回はゲイリー・ピーコックが全曲提供。といっても、曲のテーマのみで、あとは前作と同じく3人の対等の演奏です。3枚ともサウンド的な味わいは微妙に違ってきている感じ。1曲目ではドラマはあるものの、中盤は比較的ギャロンギャロン系のハードなフリージャズが聴けます。そして各自のソロも興味深い。そして静かな中でシンプルなメロディが浮かび上がってくる緊張感あるバラードの2曲目、テーマがバップ的ノリも感じられる3曲目、リズミカルなベースとドラムスとの控えめな掛け合いが面白い4曲目、ピアノが中心になってメロディを奏でつつ軽く盛り上がって行く5曲目、当初ベースをメインに、ピアノとの掛け合いから3者が切りこむ4ビートもある6曲目、きれいな旋律のあるバラードで締めくくる7曲目。
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