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2018/04/14

Live In Montreux/Chick Corea/Joe Henderson/Roy Haynes/Gary Peacock

Chicklivemont
ゲイリー・ピーコックの過去盤聴き6日目。’70年代は帰国後のリーダー作や参加アルバムが少なかったため、落穂拾い的に、一気に’80年代になってしまいます。以後、既に聴いてコメントの手直しが済んでいるアルバムもけっこうあり、特定のグループなどを中心に、あと7枚。Gary Peacockでサイト内検索すると、既にけっこうありますね。ところでこのアルバム、’81年のライヴで、しかも’96年の後追い発売なんですが、メンバーの組み合わせも興味深いし、何よりも、ピーコックがオーソドックスな方面でも当時健在だったことが分かる、貴重な記録です。この後’83年録音から、キース・ジャレットのスタンダーズに参加していくのですが、それまでの記録を埋めることになりました。


Live In Montreux/Chick Corea(P)/Joe Henderson(Ts)/Roy Haynes(Ds)/Gary Peacock(B)(Stretch) - Recorded 1981. - 1. Introduction 2. Hairy Canary 3. Folk Song 4. Psalm 5. Quintet #2 6. Up, Up and... 7. Trinkle, Tinkle 8. So In Love 9. Drum Interlude 10. Slippery When Wet/Intro Of Band

チック・コリア作が2-5、10曲目、ゲイリー・ピーコック作は6曲目。モントルーでのライヴ。オーソドックと言いつつも、曲によってはフュージョンの影響(テーマやコード、キメなど)も見受けられ、メンバーも今となっては大物ばかり。組み合わせもちょっと変わっている感じ。いろいろな方面から受け入れられる、面白いアルバムだと思います。当時としては新しいジャズかも。 73分、びっしり聴かせます。2曲目で、早速サックスがブロウイングで全開となる4ビートを奏でていたり、やはりチックはカチッとしたソロをとったりと、ライヴらしい暑さが出ています。3曲目はチックらしい入り組んだテーマとスマートな展開。長いソロ・ピアノの後に4人が揃う12分台の4曲目もドシッとしてカッコいい。スタンダードも交え、なかなかのライヴ。

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