Hand Jive/John Scofield
ジョン・スコフィールドのリーダー作過去盤聴き12日目で、一段落。意外に早い時期に一段落してしまいますが、コメント手直しをはじめたのが’99年のことなので、もうほとんどが20年以上前に出たCDが対象ということになります。今考えると、入手困難盤や懐かしいアルバムが出てきてますが、こんなアルバムもあったということで。このアルバムが出た時期は、確かにオルガンジャズが新譜で多かった時期ではありますね。そういうこともすっかり記憶の彼方なんですけど、4ビートがほとんどないジャズというのも、今聴き返してみると(逆に今は当たり前になってしまいましたが)、懐かしいリズムに心躍らせます。さて、次は誰のアルバムの過去盤聴きに行こうかな。
Hand Jive/John Scofield(G)(Blue Note) - Recorded October 1993. Eddie Harris(Ts), Larry Goldings(P, Organ), Dennis Irwin(B), Bill Stewart(Ds), Don Alias(Per) - 1. I'll Take Les 2. Dark Blue 3. Do Like Eddie 4. She's So Lucky 5. Checkered Past 6. 7th Floor 7. Golden Daze 8. Don't Shoot The Messenger 9. Whip The Mule 10. Out Of The City
全曲ジョン・スコフィールドの作曲。プロデューサーはリー・タウンゼント。ちょうどオルガンジャズがブームの頃で、オルガンを入れた曲もあります。ラリー・ゴールディングスは若い世代(’67年生まれ)のオルガン・プレイヤーなので、泥臭さはあまり感じられません。しかもピアノと両刀使いですし。ギターは相変わらず素晴らしいですが、アルバム全体が独特の軽いノリでいいと思います。1曲目はピアノですけど、8ビートでガンガンせまってきます。2曲目も16ビートだし、ビート的にはロックに近いんじゃないかと思う。3曲目もロックビート的だけど、ここでオルガンが出てきます。ほとんどが4ビートではなく、それでいてジャズ的に聴かせてしまいます。メンバーが入れ替わっても、ギター一発で、この人のアルバムだと分かります。
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