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2018/04/02

Chalaba/Joachim Kuhn/Kajid Bekkas/Ramon Lopez

Joachimchalaba
ヨアヒム・キューンの少し昔のアルバムで、セールで安かったので聴いてみました。実は、今世紀に入ってから彼のアルバムは追い切れてなくて、買ったり買わなかったり。つい先日も、最新作を中心に少しまとまって買っていますけど。このメンバーでは何枚かアルバムを出していますが、民族色(モロッコ色)がやっぱり強いですね。他にも注文を試みましたが、入手困難なようで、あきらめてます。民族色の強いところにキューンの高速ピアノが何曲か入るあたり、けっこう圧巻なんですが、通常のピアノトリオと比べるとやはり異色なので、今や入手困難盤もあり、このメンバーのはこれで打ち止めかな。


Chalaba/Joachim Kuhn(P, As)/Kajid Bekkas(Vo, Guembri, Oud)/Ramon Lopez(Ds, Tabla, Per)(ACT)(輸入盤) - Recorded July 12-16, 2010. - 1. Emjoy 2. Asmaa 3. Back To Normal 4. Play Golf In The Fresh Air 5. Chalaba 6. Soon In June 7. Hamdouchia 8. The Second Egg 9. Mimoun Saadiyamou

(18/04/01)ヨアヒム・キューン作が3曲(3-4、8曲目)、Kajid Bekkas作が2、7曲目、彼の国(モロッコ)のトラディショナルが5、9曲目、参加者のインプロヴィゼーション?が1、6曲目。トリオの編成でも、通常のピアノ・トリオではなく、やはり構成する楽器編成や出身国から言っても、アフリカのエキゾチックである種明るいような哀愁もあるような民族色が表に出ています。1、5(タイトル曲)、6、9曲目はヴォーカルが入っていて、その思いを特に強くします。2曲目は他の2人が民族楽器を使っているので、これも異国情緒率は高め。キューンの作曲のものがやや欧州ジャズに寄り添っている感じ。4曲目は8ビートでの進行で、5曲目も後半部のピアノの高速速弾きも緊張感をはらむ展開。6曲目はキューンがアルトサックス。

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