Bar Talk/John Scofield
ジョン・スコフィールドのリーダー作過去盤聴き4日目。この時期1枚ずつ3枚をさかのぼって聴いていて、次に出てくる予定なのは「Who's Who」(’79年)と、ちょっと変則的ですけどご容赦ください。「Live'81」とメンバーが同じだったので、これを先に聴いてしまいました。このアルバムではスティーヴ・スワロウのベース、元々独特なエレクトリック・ベースの音なんですが、アコースティック・ベースも使っているのかなと思える音があって、CDにはエレクトリック・ベースとはっきりクレジットされているんだけど、そんな雰囲気の曲が入ってます。この時期、もう便宜上ジャズという感じで、その後にギタリストを称して1ギタリスト1ジャンルといういい方がありましたが、まさにそんな感じのサウンドですね。
Bar Talk/John Scofield(G)(RCA) - Recorded August 1980. Steve Swallow(B), Adam Nussbaum(Ds) - 1. Beckon Call 2. New Strings Attached 3. Never 4. How To Marry A Millionaire 5. Fat Dancer 6. Nature Calls
ジョン・スコフィールド作は2、4-6曲目、スティーヴ・スワロウ作が3曲目。どちらかというとジャズ寄りですが、「Live’81」と並んで、単純にジャズとは割り切れない。ギターの表現力は相変わらずスゴいですけど、スワロウのベースがかなめになっているような。ゲイリー・キャンベル作で8分の6拍子のリズム的にはジャズ色は強いけど、ギターはマイペースな1曲目、割とスピーディーで8ビート的なノリの2曲目、出だしのギターのコード奏法が美しい、割と静かなバラードの3曲目、ややラテン的なリズムだけど、テーマのギターのコード奏法も凝っている4曲目、メロディアスで、これも魅力的なテーマのコード奏法のある、少し静かな5曲目、ベース・ソロではじまりギターが引き継いで8ビートで進んでいく、微妙なバランスの6曲目。
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