I Am A Man/Ron Miles
昨日、自分が参加させてもらっていた30分ほどのライヴが終わったのですが、仕事の繁忙期に差し掛かりつつも何とか少しずつでも更新していこうと思います。先に、ロン・マイルスの新譜を聴きます。と言いつつ、これも昨年10月発売のものの買いもらしです。スゴいメンバーなんですが、肩の力を抜いて演奏している感じで、盛り上がる場面もあることはありますけど、むしろ淡々とした印象を受けます。まあ、こういう微妙なバランスでの演奏ができるのも、このメンバーだからこそだと思います。でも、それを物足りないと思う人もいるかもしれませんね。聴いていて、かなり絶妙な演奏だという印象でしたけど、人によってさまざまな受け取り方はあるのかもしれないサウンドですね。
I Am A Man/Ron Miles(Cor)(Yellow Bird)(輸入盤) - Recorded December 2016. Brian Blade(Ds), Bill Frisell(G), Jason Moran(P), Thomas Mogan(B) - 1. I Am A Man 2. Darken My Door 3. The Gift That Keeps On Giving 4. Revolutionary Congregation 5. Mother Juggler 6. Jasper 7. Is There Room In Your Heart For A Man Like Me?
(18/02/04)全曲ロン・マイルスの作曲。何ともスゴいメンバーでの演奏。淡々と進行していく感じが強い。不思議なリズム感、浮遊感と多少のメカニカルさを持った、自由度の高い1曲目、空気感を持ちつつ、究極のゆったりバラードと思えるところからややフリー的に盛り上がりを見せたりメロディアスに進行したりする12分台の2曲目、やはり自由度の高いミディアムの4ビートながら、彼らならではのジャズを演奏する3曲目、ビート的には16に近いけど、もう少し空白があるようでスリリングな場面もフリーもある4曲目、少し薄暗い感覚でゆったり進んでいく5曲目、4ビートになりそうでならなそうで、むしろ色合いに比して軽さのある6曲目、ビート的には多少は小刻みで、メランコリックな雰囲気からの盛り上がりがいい7曲目。
« Joachim Kuhn Birthday Edition | トップページ | 長男が作った300Bプッシュプルモノラル真空管アンプ »
「音楽」カテゴリの記事
- スィート・フォー・トリオ/マーシャル・ソラール(2022.05.17)
- Lunea/Heinz Holliger(2022.05.16)
- Isabela/Oded Tzur(2022.05.15)
- John Scofield(2022.05.14)
「ジャズ」カテゴリの記事
- スィート・フォー・トリオ/マーシャル・ソラール(2022.05.17)
- Isabela/Oded Tzur(2022.05.15)
- John Scofield(2022.05.14)
- Quintessence/Michele Rosewoman(2022.05.13)
コメント
« Joachim Kuhn Birthday Edition | トップページ | 長男が作った300Bプッシュプルモノラル真空管アンプ »
ライブお疲れさまでした。
さすがに名手が多く揃っているだけあって、各人の持ち味を出しながら、絶妙なアンサンブルを聴かせてますよね。
コメント内TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。
https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/64363302.html
投稿: oza。 | 2018/02/06 06:33
>oza。さん
コメントどうもありがとうございます。
派手ではないんだけど、やっぱりこのメンバーならではのサウンドなので、けっこう気に入ってしまいました。よく集まったな、と思います。
投稿: 工藤 | 2018/02/06 06:57