長男が作った300Bプッシュプルモノラル真空管アンプ
長男があと1年で就職なので、就職活動の前に、と思ったのかどうか分かりませんが、300Bプッシュプルモノラル真空管アンプを作りました。昨年春ごろから回路図を書いていて、部品を集めはじめたのが昨年7月ごろ。今回のアンプは部品類の金額がはるので、昨年から週1日でやっていたアルバイトで足りるかどうかでしたけど、結果的にトランスがモデルチェンジのため数か月待たされて、値段が出てきたのがやっと12月ごろ。そうしたら1.5倍以上の値上がりだったので、トランスのメーカーを替えて、部品が揃ったのが、確か今年の1月20日だったかな。結果的に予算もその間にアルバイトで稼ぐことができました。
そこからが早かった。ケースの穴あけ、部品の取り付けなど、もう何台目かの製作だったので、わずか数日というスピード。まあ、回路に取りかかる時に、完成図面が見当たらなかったり、不注意から真空管を1本割ってしまったりと、アクシデントもありましたけど、2月2日には出来ていました。最初未調整で試験的に音出しをしたときには、何だか物量を投入した割には、ちょっと低音も足りないかな、全体的にもう少し何とかならないかなという音だったんですが、それからブラッシュアップをしていて、昨夜はまた徹夜。
今日お昼頃に私が外出から帰ってきたら、部屋でなかなかいい音で鳴っていました。どこをどう変えたのかは「ひみつ」だそうですが、私的には、納得の音楽らしい音。いちおうNAS(HDD)からYAMAHA CD-N301を通して、300Bアンプ、自作の大型バックロードホーンのスピーカー(FE208-SolとT90A-Super)という構成です。スピーカーも昨年12月の完成なので結構なハイペース。私のOnkyo Scepter1001から出る音よりもいいんじゃないかと思えるくらいです。これからもうじきDACも入ってくるし、一度は私のと長男のと分離したオーディオを、昨日買ったライン・セレクター(Luxman AS-4III)を使ってまたつなげる計画があり、長男に任せてあります。楽しみ。これからはブログアップ用のシステムも臨機応変にいこうかと。
(2月12日追記)その後も、真空管を挿す部分がグラグラのがあって部品を替えたり、トランスの鳴りの原因を調べたりと、自作ならではの、ここで完成、ってのがないところに足を突っ込んでいるようです。
« I Am A Man/Ron Miles | トップページ | ラインセレクターLuxman AS-4III »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 新年あけましておめでとうございます(2023.01.01)
- 円安と輸入盤CDの価格(2022.10.28)
- Criss Crossレーベルを中心にCDを450枚ほど処分(2022.10.16)
- CD時代の終わりの始まり?(残り150枚ほど)(2022.10.11)
「オーディオ」カテゴリの記事
- 雑誌「月刊Stereo」2月号の特集は「ECMとオーディオ」(2022.01.21)
- 長男の作ったスピーカーを運び込む(FE208-SolとT90A-Super)(2021.12.31)
- Amazon Music HD(Unlimited)の値下げ(2021.06.14)
- オーディオの部屋の状況(2021.05.15)
- 2年以上ぶり2回目の空気録音をしていただきました(2021.05.08)
コメント