チャイニーズ・バタフライ/チック・コリア+スティーヴ・ガッド
CDの手持ち在庫をやっと聴き終えました。これで手持ちなし、通販の注残も現在のところなし。当分入ってこないんじゃないかと。ほぼ毎日更新をしてきましたけど、仕事も忙しくなってくるし、12月中旬にはライヴで2時間分の練習もしなければならないので、更新間隔がちょっと開くかもしれません。今日のアルバム、この2人の双頭バンドなので悪かろうはずはないです。また新たなグループができたので、楽しみでした。ただ、最近のスティーヴ・ガッドは、ちょっと落ち着いてきてしまったかな、という感じもするので、グループの音楽性は高いのだけれど、これならCD1枚で出しても良かったかなあ、なんてことも思っています。チック・コリアが絡むと日本先行発売が多いのですが、輸入盤を同時に出してくれてもいいんじゃないかなあ、なんて。
チャイニーズ・バタフライ/チック・コリア(P、Key)+スティーヴ・ガッド(Ds)(Stretch)
Chinese Butterfly/Chick Corea(P, Key) +Steve Gadd(Ds)(Stretch) - Released 2017. Lionel Loueke(G), Steve Wilson(Sax, Fl), Carlitos Del Puerto(B), Luisto Quintero(Per) - 1. Chick's Chums 2. Serenity 3. Like I Was Sayin' 4. A Spanish Song 5. Chinese Butterfly 6. Return To Forever (Feat. Philip Bailey(Vo)) 7. Wake-Up Call 8. Gadd-Zooks
ジョン・マクラフリン作が1曲目、Lionel Louekeとチック・コリア作が7曲目、他は全曲コリア作。スティーヴ・ガッドとの双頭バンドで、ガッドの指向性とか年齢を考えると、ちょっと落ち着いたフュージョン的なサウンドですが、曲はやはりコリア作らしく、メロディがけっこう良かったり、サウンドが深みを増してます。CD2の6曲目以降は16分以上の長い曲が多いので、これは1枚にまとめた方が良かったのかもしれない。ベースはエレクトリックとアコースティックの両刀使いですが、ジョン・パティトゥッチのような派手さはなくて、ボトムを支える要素が大きいのかな、という感じ。7曲目は明らかに中国(東洋)的なメロディを持ってきているので、タイトルに引っ掛けたのか、どうか。6曲目はECM盤以来45年ぶりとのことで、興味深い演奏。(17年11月22日発売)
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あまり期待しないで聴き始めたというのが正直なところですが、思いのほか挑戦的なサウンドが紛れていて、おもしろがって聴きました。
それにしても2枚目は1曲が長い(笑)
コメント内TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。
https://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/64429667.html
投稿: oza。 | 2018/03/04 07:56
>oza。さん
コメントどうもありがとうございます。
周りではけっこう評価が高い意見が多かったでした。私もこのメンバーならけっこういいと思います。まあ、ある意味1枚目だけを聴く(2枚目は内容はいいのだけど曲が長い)という聴き方もアリなんじゃないかなあ、なんてことも思っていますけど。
投稿: 工藤 | 2018/03/04 11:55