Distant Look/Paolo Di Sabatino Quartet
今日のアルバムは新譜ではなくて、’13年の7月に出ていたんだけど、ジョン・アバークロンビーが亡くなったという事で、改めて買ってみようかと思い、注文しました。大手通販にはギターが全面参加と書いてあったのですが、実際に彼が弾いているのは半分の5曲なので、これでクァルテットをうたっていいのかな、とも思いますけど、それでももう聴けなくなった彼のギターの演奏を、出ている曲ではかなりフィーチャーされているので、結局買って良かったなあと思えるアルバムになりました。パオロ・ディ・サバティーノは澤野工房のアルバムで何枚か聴いてます。でも’10年以降はこのレーベル、ほとんど追っかけしてないので、今の演奏は分かりません。
Distant Look/Paolo Di Sabatino(P) Quartet(millesuoni S.R.L)(輸入盤) - Recorded March 2012. Luca Bulgarelli(B), John Abercrombie(G), Glauco Di Sabatino(Ds) - 1. Distant Look 2. On The Stairs 3. Suite 4. Waiting For A Snowy Night 5. Close Enough For Love 6. Odd Dance 7. Skylark 8. Tempus Fugit 9. Waltz For John A. 10. The Country Lane
(17/10/31)パオロ・ディ・サバティーノ作が7曲(1-4、6、9-10曲目)、バド・パウエル作が9曲目、他はスタンダード。基本はトリオで、ジョン・アバークロンビーが1-2、4、9-10曲目に加わっています。哀愁の漂うメロディアスさは、1曲目のタイトル曲にも出てますけど、澤野工房の一連の作品とも少し趣きが違っている感じ。ブルース進行でギターも堪能できるのがうれしい2曲目。ギターはそれでもマイペース。非4ビート系(8ビート)の割とヨーロッパ的な曲で、そのバランスはなかなかな3曲目、ボッサ的で浮遊感も盛り上がりもある4曲目、8分の7拍子の跳ねるようなリズムで、ピアノがグングンせまってくる6曲目、ギターが優しく奏で、盛り上がるワルツの9曲目、やはり哀愁路線で4ビート基調がなかなかいい10曲目。
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