Bad Hombre/Antonio Sanchez
アントニオ・サンチェスの新譜です。8月ごろから大手通販で予約していたのだけれど、遅れ、そのついでに番号が変わったとかで注文のし直し、というややこしい手続きをとりました。もう少し柔軟に対応してくれたらいいのに。さて、このアルバム、聴きましたけど、ジャンル的にはロックでもいいのかな、とも思います。まあ、ドラムス自体はインプロヴィゼーション度が強いのですけれども。そこに多重録音で、キーボードやエレクトロニクスをのせて、とそちらは素人かもしれませんが、演奏にはうまくハマっている感じではあります。こういうジャンルもありますし。でも聴く人を選ぶだろうなあ、と思う、ジャズから見るとけっこう特殊なアルバムではありますね。
Bad Hombre/Antonio Sanchez(Ds, Key, Electronics, Voice)(Cam Jazz)(輸入盤) - Recorded 2016? - 1. Bad Hombre Intro 2. Bad Hombre 3. Fire Trail 4. Distant Glow 5. BBO 6. Momentum 7. Home 8. The Crossing 9. Nine Lives 10. Antisocial
(17/10/30)作曲、アレンジ、プロデュース、演奏をすべてアントニオ・サンチェスが行ったアルバム。ドラムスという点では相変わらずスゴいことになってます。時に変拍子を叩きながらスーパーテクもあってグングンと進んでいる感じ。ドラムスだけで、これは、と思わせるものはさすが。キーボード(シンセサイザー)、エレクトロニクス、ヴォイスもあって、これらまで自分で多重録音して、アヴァン系のロックかなと思わせる切り口も面白いかも。昔はこういうサウンドも聴いていましたね。このエネルギーは何だろう。緩急をつけてドラマチックな演出もあります。ただ、万人受けするかというと微妙。こっち方面のサウンドが好きな人、サンチェスのドラムスがけっこう好きで追っかけしたいという人向けか。かなり聴く人を選ぶと思います。
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