Guardian Angels/John Scofield, etc.
ミロスラフ・ヴィトウスのサイド参加作過去盤聴き3日目。当初、ヴィトウスをリーダーにして作ったアルバムをここに掲載していいのかという問題もありますが、CDジャケットの表題などを元に、事務的にやっていくしかないですね。実際、ギターが全曲に参加しているわけでもなく、どうしたもんだかと思ってましたけど、どこに置けばいいのかは後日再検討することにして、どんどん聴いていきます。ここではヴィトウスはエレキベースを使っていることが多いのですが、’70年代は彼はけっこうエレキベース、使ってましたので、全然不自然感はないです。内容とLP発売時のことを総合すると、やはりヴィトウスのアルバム、ないしは共同名義、というのが適当ではないかと思いますが。
Guardian Angels/John Scofield(G), etc.(Breaktime) - Recorded November 9-11, 1978. Miroslav Vitous(B), George Ohtsuka(Ds), Kenny Kirkland(P), Mabumi Yamaguchi(Ss) - 1-1. His Meaning 1-2. Rising 1-3. Resolution 2. Inner Peace 3. Guardian Angels 4. Off To Buffaro 5. Eating It Raw 6. Shinkansen
もともとミロスラフ・ヴィトウスのアルバム。CD発売当時ジョン・スコフィールドの名前を出した方が売れたからか。ヴィトウス作が1、3曲目、ジョン・スコ作が4-5曲目、ケニー・カークランド作が2、6曲目。フュージョン的なノリの曲が多いですが、ミロスラフ・ヴィトウスのエレクトリック・ベースも実はすごい。当時のクロスオーバー的でドラマチックな展開を見せる3楽章からなる、ある意味プログレ的とも言える1曲目、叙情的でメロディアス、淡い浮遊感があるバラードの2曲目、ベースの高域アルコも含めて、ベースの存在感を感じさせる割と静かな3曲目、シャッフルの8ビートで、ギターが前面に出ていて、ロック的で楽しい4曲目、ファンク的なビートでギターが活躍する5曲目、スピーディーなラテンビートが実は心地よい6曲目。
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コメント
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これもvitousが参加してたんですね。
傷心時代のジョンスコ(日野テル・バンドのオーディションに落ちた)の参加作って事でCDラックに眠ってます。
エラくドラム(当時はメンツ中では一番偉い人?)がでばってて、バランスに欠ける印象があります。
ちなみに、ヒノテルさんは we want miles 周辺作でのジョンスコの活躍を聴いて、自分の先見の明のなさに嘆いたとのこと…w
ではでは
投稿: betta_taro | 2017/10/18 07:43
>betta_taroさん
コメントどうもありがとうございます。
果たして元々誰のリーダー作だったか、あるいは共同名義だったのか、刃置いておいて、こういうアルバムが出ていたっていうのが興味深いですね。ヒノテルのバンドで活躍していたら、というのを考えるのも面白いです。
投稿: 工藤 | 2017/10/18 08:22