Claus Ogerman Featuring Michael Brecker
ランディ・ブレッカーのサイド参加作の過去盤聴き8日目。今日はクラウス・オガーマンのアルバムで、マイケル・ブレッカーを大々的にフィーチャーしたアルバムです。マイケルが亡くなって10年経つけれど、このアルバムを聴くとソロがスゴいことになっていて、もっと長生きしてくれたらどんなに素晴らしい演奏をたくさん残してくれたことか。という、たら、れば、の話を個々でしてもしようがないのですけど、オガーマンの曲やアレンジも素晴らしいし、その相乗効果になっています。ジャズとかフュージョンとかいう前に、オーケストレーションを楽しむアルバムですが、そういうジャンルはないので、あえてこじつけでジャンルを選ばざるを得ませんでした。
Claus Ogerman(Comp, Arr) Featuring Michael Brecker(Ts on 1-4)(GRP) - Recorded January and December 1988, January 1989 and April 1990. Randy Brecker(Tp on 1-2, 4), Alan Pasqua(Key on 1-4), Vinnie Colaiuta(Ds on 1-4), Mercus Miller(B on 1-2), Robben Ford(G on 5), Dean Parks(G on 1-4), Paulinho Da Costa(Per on 1-4), Abraham Laboriel(B on 3-4), Steve Gadd(Ds on 5), Eddie Gomez(B on 5), etc. - 1. Corfu 2. Lyricosmos 3. After The Fight 4. Adonia 5. Boulevard Tristesse
クラウス・オガーマンの作曲・編曲・指揮で、マイケル・ブレッカーが1-4曲目でソロを展開するアルバム。ソロがスゴくてかなりいい。曲や、オーケストレーション等のアレンジも見事です。音の流れだけ聴いているとかなり高度な作曲・アレンジのようですが、GRPレーベルだけあってほど良くポップです。オーケストレーションはそれだけで聴きほれてしまうくらい。メンバーは大きく1-4曲目までと5曲目と分かれます。ここでもなかなかスゴいメンバーが入れ替わったりしています。エレキベースを使っていて、4ビートではないというだけでフュージョンかというと、判断しがたい面を持っています。まあ、ややフュージョンか、というところ。5曲目はロベン・フォードがギターでソロをとっています。これはもう、素晴らしいとしか言えないかも。
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