Live From The Blue Note Tokyo/Chick Corea Akoustic Band
ジョン・パティトゥッチのサイド参加作過去盤聴き9日目。今日はチック・コリア・アコースティック・バンドの、おそらく最後の録音で、ブルーノート東京のライヴです。ドラムスがヴィニー・カリウタに替わっていますが、演奏はけっこういい。ここでもアコースティックとエレクトリックの垣根がなくなりつつありますね。惜しいのは音がもう少しよかったらなあ、ということですが、公式の発売スケジュールにはなってなかったCDだし、その辺はやむを得ないのかな、とも思います。このアルバムまで来たことで、チック・コリアのリーダー作も、’82年の途中から’93年のあたりまで、アルバムコメントが直ってきました。
Live From The Blue Note Tokyo/Chick Corea(P) Akoustic Band(Stretch) - Recorded November 1992. John Patitucci(B), Vinnie Colaiuta(Ds) - 1. Humpty Dumpty 2. New Waltse 3. With A Song In My heart 4. Chasin' The Train 5. Summer Night 6. Tumba 7. Autumn Leaves
チック・コリア作は3曲(1-2、6曲目)。ブルーノート東京でのライヴ。ドラムがデイヴ・ウェックルではなく、ヴィニー・カリウタ。ロック、フュージョン畑の人なのですが、デイヴ・ウェックルとヴィニーは両方とも割とメリハリのある音を叩いていて、大まかなタイプとしては似ているとは思うのですが、やや4ビート向けか。音は収録がライヴのせいもあるかもしれなくて、もう少し良ければと思う。それでも、意外な人選で良かったパターンかも。どの曲も結局は元気のある方向に行く気がします。アップテンポでガンガンと進むモーダルでダイナミックな1曲目、クラシック的なソロ・ピアノからはじまって、エレキ・ピアノも使用して4ビート的な8分の6拍子で盛り上がりもある2曲目、エレキ・ピアノとエレキ・ベースでの以外な曲調での6曲目。
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