ジャズのホームページが20周年
’97年9月30日にオープンした「ジャズCDの個人ページ」ですが、今日で20周年を迎えました。自分の年齢にして36歳から56歳になるまでの期間なので、人生で一番いい時をジャズ聴きに費やしてしまったかなと思います。まあ、ネットの記録には残っているんで後悔はしていないですけれども。今までで一番長いお休みは、母が亡くなった’14年のことで1か月半ほど(四十九日まで)でした。こういうのって本人にやる気があっても仕事や家庭の事情、あるいは経済的な事情で続けられなくなることも多いので、そういう意味ではラッキーな20年間でもありました。ホームページとブログをCDに関しては更新を連動させているので、ホームページの更新も意外に頻繁です。
レビューや批評になってないという事も時々言われたりしますが、実は自分のための記録と、そしてこれはこういうCDなんだよという事を伝えたい、という思いでやってます。CDを聴いている時間プラスアルファでホームページやブログにアップするための生活の知恵というか、なるべく時間をかけないでホームページ(ブログ)にアップするような仕組みにしたため、ひとりの個人が趣味でやっているジャズのレビューサイトでは日本では掲載枚数が多いサイトのひとつなんじゃないかと思います。内容はともかく。ミュージシャンやレーベルなど、完全ではないものも多いですけど、ECMレーベルやCriss Crossレーベルをほぼ網羅したり、ミュージシャンやグループでも日本でここだけの特集も多いですし。
ただ、今後は新譜は少しずつ減っていくんじゃないかと思います(以前にも何度か書いてますけれども)。ホームページを開設した時に亡くなっていたのは、ビル・エヴァンス(P)とジャコ・パストリアスだけだったのが、このところ、特集しているミュージシャンで亡くなる方が増えていて、ホームページに新しい特集を作ってないので、必然的に追っかけしているミュージシャンの新譜も減ってくるためでもあります。やはり時の流れを感じますね。また、アルバムコメントで’98年以前の短いものを、一部を残して直していきたいこともありますが、これもペースを上げてもあと数年はかかるでしょう。今日現在であと721枚。現実的な数字ですが、まだ多いかなあ。まあ、基本的にはやっていて楽しいという事もありますけど。
いつまで続くかは分かりませんけど、20年続いたんだから、少なくともまだまだやれるんではないかと思います。今しばらくの間、お付き合い願えれば幸いです。20年やってみて、とにかくコツコツ続けていくのがいいんだなあ、と思います。仕事がら、そういうのは好きな方ですし。要は自分が楽しめるかどうかですよね。こんなホームページ(ブログ)ですが、訪問してくださっている方々には感謝してます。今後ともよろしくお願いします。
(10月2日追記)知り合いとやり取りしていて、ネットで活動をしていて最大の収穫は、同好の士のネットの友人がたくさんできたということ、だそうです。ずっとやり取りしている人もいたり、実際に会ったりオフ会をしたりする人もいますが、今は疎遠になっているけど一時期活発にやり取りしていた人もいれば、突然プツっとやり取りがなくなったり消息不明になったり、亡くなったり。でも、その時々において、確かにこれは人生においての財産ですよね。
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