Prism/Joanne Brackeen
ジョアン・ブラッキーンのリーダー作過去盤聴き4日目。今日でチョイス・レーベルは最後となりますが、このエディ・ゴメスとのデュオはなかなかスゴいです。フリーに聴こえるんだけど、キメがバシバシ合っている部分があるというのは、彼女の作曲方法にあったようでした(ライナーより)。まず録音機を回しながら、気ままに即興演奏していて、それを採譜していくというやり方らしいですね。ますます演奏が複雑になっていくわけです。当時としてもこれを聴いた人はびっくりしたのではと思います。まあ、デュオで弾く方も弾く方だとは思いますけど。久しぶりに聴いて、ズシーンときたアルバムでした。
Prism/Joanne Brackeen(P)(Choise) - Recorded August 1978. Eddie Gomez(B) - 1. International Festival 2. Lost Or Found 3. Golden Garden 4. Habitat 5. If You Dare 6. Evanescent 7. Prism 8. International Festival(Alternate Take)
全曲ジョアン・ブラッキーンの作曲。エディ・ゴメスとのデュオで、変拍子も時にある複雑な曲を苦もなく弾いています。理論よりも感性で勝負している印象。テープを回しながら即興を録音し、それを曲にしていく手順だそうで、1(8)曲目からして複雑な構成で、しかもピアノのアドリブはアップテンポの4ビート。これまた複雑でメリハリのあるテーマとベースが静かで手早いアドリブにピアノは4ビートで盛り上がる2曲目、落ち着いていてどこかゴージャスな雰囲気もある3曲目、複雑なリズムで幻惑される4曲目、フリー的テーマからモードのアップテンポになる5曲目、複雑なんだけど優しい感じのワルツの、譜面にすると難しそうな6曲目、フリーと考えるとキメが多い、ちょっとぶっ飛んだ演奏が続く、意表をついたタイトル曲の7曲目。
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