Tring-A-Ling/Joanne Brackeen
ジョアン・ブラッキーンのリーダー作過去盤聴き2日目。このCDが出た時、確かチョイスレーベルをCDで全発売なんてことをやっていた、いい時代でした。今となっては全部買っておけばよかったかななんてことを思ってます。ここではマイケル・ブレッカーの4曲参加が注目で、当時はポップとかフュージョン路線が多かったと思うのですが、ここでの、当時の先進的なジャズでの演奏、けっこうインパクトが強かったですね。ブラッキーンもその演奏や作曲でインパクトが強く、リアルタイムではなかったけど(これがCDで出たのは’90年)、ほえー、とけっこうインパクトがありました。できればリアルタイムで聴きたかったですね。
Tring-A-Ling/Joanne Brackeen(P)(Choice) - Recorded March, May 1977 - Mike Brecker(Ts), Cecil McBee(B), Clint Houston(B), Billy Hart(Ds) - 1. Shadowbrook-Aire 2. Fi-Fi's Rock 3. Echoes 4. Haiti-B 5. New True Illusions 6. Tring-A-Ling 7. New True Illusions(Alternate Take)
全曲ジョアン・ブラッキーンの作曲。マイケル・ブレッカーが4曲(1、4、6-7曲目)に参加していますが、ジョン・コルトレーン(フレーズや音色はもちろん違います)が乗り移ったような、アグレッシヴな路線。フリーフォームの部分も一部あります。4ビートのアップテンポで後半は16ビート(ラテン?)になり、これでもかとフレーズを畳み込むように進んでいく明るめの1曲目、タイトなビートのリズムの上をアグレッシヴなピアノが転がっていく2曲目、幻想的なソロピアノから、時にゴンゴンいいつつ変幻自在に進む3曲目、12分ものエキゾチックでダイナミックな演奏の4曲目、淡く乾いたサウンドで、本テイクと別テイクではけっこう印象が異なり、別テイクの方にはサックスが加わる5、7曲目、フリーなようでカチっとキメのある6曲目。
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