Very Touchy/Gary Burton
ゲイリー・バートンのリーダー作過去盤聴き2日目。と言いつつ他のこれより前の時期のアルバムは今世紀に入ってから聴いているのが多いので、もう’69年の録音になってしまってますが。このアルバムは公式のリーダー作ではないと思うのですが、録音としては貴重かも。ただ、自分はこの’70年代中盤以降のクロスオーヴァー世代なので、この時期のジャズロックってあまり聴かないんですけれども。私よりもっと上の世代の、リアルタイムで聴いていた人たちには思い入れが深いんじゃないかな。少しラフだけど、購入当時はあまり分らなかったけど、今聴き直してみると、割と面白いと思いました。
Very Touchy/Gary Burton(Vib)(Ninety-One) - Recorded June 1969. David Pritchard(G), Steve Swallow(B), Billy Goodwin(Ds) - 1. Walter L 2. I Want You 3. A Rise Her Eyes 4. Portsmouth Figurations 5. Henninger Flats 6. Ballett 7. General Mojo Well Laid Plan 8. And On The Third Day
フランスでのライヴ。ゲイリー・バートン作が1曲目、スティーヴ・スワロウ作が3曲(3-4、7曲目)、デヴィッド・プリッチャード作が5曲目、ボブ・ディラン作が2曲目、マイケル・ギブス作曲が2曲(6、8曲目)。8ビートの曲が多いので、お、ジャズロックだ、と思うわけですが、この時代も今聴いてみるとちょっとどうも、と思う人もいるのでは。ただその好感度は聴いている人の年代にもよります。音質も今ひとつという感じもしますが、かえってそのライヴ感覚がいいのだ、とも思えます。彼の演奏での有名な曲が多いそうですけど、このCDが出た時期(’96年)にほぼ初聴きだったので、そのことは分かりませんでした。 聴き返すと、ジャズロックなんだけど、バートンのクールなヴァイブラフォンと、他のメンバーの熱い演奏が聴きもの。
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