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2017/01/23

It's Another Day/Gary Burton & Rebecca Parris

Garyrebecca
ゲイリー・バートンのリーダー作過去盤聴き7日目。これも、バートンの名前が先に出ているけど、ヴォーカルアルバムなので、共演、サイド参加作の方に入れるか迷うアルバムです。実際に歌も当時最近のものが多く、ちょっと大人の雰囲気のあるポップなアルバム、という感じで、これはこれでいいけれど、硬派なジャズファンには少し受け入れがたいかも、とは思います。ジャケ写もけっこう派手な色ですし。久しぶりに取り出して聴いている分には、流しておいて楽しいアルバムではあります。バートンのヴァイブラフォンがけっこう前面に出ているんだけど、ソフトに包み込むような音色で、全然じゃまにならないのが、テクニックのなせるわざなのか、どうなのか。


It's Another Day/Gary Burton(Vib) & Rebecca Parris(Vo)(GRP) - Recorded May 1993. Alan Pasqua(P), Chuck Loab(G), Peter Erskine(Ds), Will Lee(B), Tommy Kamp(Vln, Vo) - 1. Good Enough 2. A Deeper Dream 3. Emerald Mist (It's Another Day) 4. The Melody Is You 5. Our Love Is Here To Stay 6. Let The Flower Grow 7. Forest Of Dreams 8. If The Moon Turns Green 9. Au Private 10. Fire In The Forest 11. Solitude 12. We Can Try Love Again

歌手レベッカ・パリスを招いて全面的にフュージョン・ライクなヴォーカル・アルバムにしました。女性としては声は低い方。でも、なかなかいい感じ。最近の曲(’80年代がメインで’90年代も少し)が多く、いわゆるスタンダード作品は割合としては少ないです。GRPレーベルでなければこういうコマーシャルな作品は出ないだけに貴重?かも。 ゲイリー・バートンとウィル・リーがプロデューサーになっていて、フュージョンというよりはポップスという感じもしないでもない。これはこれで、ヴォーカルアルバムとして楽しめますが、そこに絡むヴァイブラフォンという構図も、派手ではないけれど、歌の邪魔にならず、面白いと思う。9曲目のチャーリー・パーカーの曲は目立つスキャットがありますけど、ビートはラテン。やはりフュージョンかと。

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