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2017/01/08

Alone At Last/Gary Burton

Garyaloneat
ゲイリー・バートンのリーダー作過去盤聴き4日目。いちおう今回の’70年代初頭まででこの当時のアルバムは完了で、次はECM時代を飛び越えて、GRPの’80年代に行ってしまいます。ECMはすでに全部手直ししてあるからなんですけど。このアルバムで、ビル・エヴァンスやジム・ホールもやっていたという多重録音での演奏を、彼もやってます。ラストの7曲目はヴァイブラフォンだけなんだけど、手数の多さからやはり多重録音ではないかと推測しています。でも最初の3曲のライヴと、後半の4曲がスタジオ録音での多重録音と、はっきり分かれているのも珍しい。昔はLP時代だったから、気が向いた時にA、B面どちらかをかけるという事が出来たんでしょうね。


Alone At Last/Gary Burton(Vib, P, Org)(Atlantic) - Recorded June and September 1971. - 1. Moonchild 2. Green Mountains/Arise, Her Eyes 3. The Sunset Bell 4. Hand Bags And Glad Rags 5. Hullo, Bolinas 6. General Mojo's Well Laid Plan 7. Chega De Saudade (No More Blues)

ゲイリー・バートン作が3曲目、スティーヴ・スワロウ作が2曲(2、5-6曲目)、キース・ジャレット作が1曲目、他にボッサなど。ライヴ(最初の3曲)や多重録音の曲(4-7曲目)も。ゲイリー・バートンがピアノを弾いている録音も珍しいだけに貴重な演奏になってます。音数は多いんだけど、うるさくは感じなくて、クールな感じもリリシズムもあって、基本的にヴァイブラフォンのソロでアルバムを成立させているところに、彼のテクニシャンぶりを感じさせます。ただ、完全なソロだと、この楽器ではちょっと寂しいかな、という印象も。多重録音の方はもう少し賑やかな雰囲気にはなりますが、ベースやドラムがいなくても、ジャズというよりは、やはり8ビート指向の曲が多く、当時のポップスとかジャズロックのサウンドを感じさせています。

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