Benny Rides Again/Eddie Daniels And Gary Burton
年末になって、何か1枚過去盤聴きをやろうと思って、ゲイリー・バートンの参加作が残り1枚だけのがあったので、これを聴くことにしました。次の過去盤聴きをするときは彼のリーダー作が10枚残っているので、そのままそちらに行く可能性が強いです。実は、私、ベニー・グッドマンのアルバムも少し持っていた時期があって、スウィングジャズも当時は好きでした。今日のアルバムではトリッキーな部分はなくてオーソドックスなサウンドですが、やはりそのテンポとかフレーズのキレとか、今のジャズという感じはしますね。でもけっこう聴きやすいので、大みそかにはいいなあ、と思いました。
Benny Rides Again/Eddie Daniels(Cl) And Gary Burton(Vib)(GRP) - Recorded January 14-15, 1992. Mulgrew Miller(P), Marc Johnson(B), Peter Erskine(Ds) - 1. Sing, Sing, Sing 2. Stompin' At The Savoy 3. Moonglow 4. Airmail Special 5. Let's Dance 6. Slipped Disc 7. Memories Of You 8. Avalon 9. In A Mist 10. Grand Slam 11. After You've Gone 12. Goodbye 13. Knockin' On Wood
ほとんどがベニー・グッドマンの楽団やコンポで親しまれた曲。’30-40年代の作曲のものが多いです。有名な曲が多いので、テーマも知っているメロディが多いと思います。非常に聴きやすいオーソドックスな(モダンジャズがかったスウィングジャズとでも言うのか)ジャズが展開されています。とは言うものの、ベニー・グッドマン楽団とも当然違う、このメンバーならではの演奏。テーマはおなじみではあるけれども、聴きやすいながらアレンジは今の感覚で処理されて、多少モダンな感じもあります。楽団の曲もコンボで演奏しているし、何よりもオリジナルを尊重しながらもゲイリー・バートンのヴァイブラフォンのサウンドに染まってしまっているのが見事。最後の曲のみジミー・ドーシーとレッド・ノーヴォの曲とのこと。楽しめます。
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