デュオロジー/KIYO * SEN
ユニットの2作目。3作目が9月に出るとのことで、過去にさかのぼって追っかけ購入をしていますが、けっこういいサウンドのハードコア・フュージョン、時にプログレ的な、時にメロディックな、と、心地よく聴かせてくれます。やはりこの2人がメインなので、キーボードもドラムスも聴きごたえがあるし、珍しく何回もすでにかけていました。1作目がやりたいことを詰め込んだようなサウンドなら、2作目はもっとやりたい方向に行ったという感じかな。こうなってくると3作目が楽しみでもありますが、次は何を聴かせてくれるのか、興味津々です。ただ、次も3,240円なんだよね。すぐ買うか、迷うところ。
デュオロジー/KIYO * SEN(VEGA Music)
Duology/KIYO * SEN(VEGA Music) - Recorded March 26 and 27, 2015. 大高清美(Org、Key、Prog、Voice)、川口千里(Ds、Per)、Special Guest:矢堀孝一(G on 4, 8)、Duke Sarashina(B on 9) - 1. Fundamental 2. Supercell 3. I Wanna Be 4. Willful Cat 5. Poriomania 6. Hey Fever 7. Beck 8. 水晶花 9. mood#1
2曲目が川口千里作、6曲目が矢堀孝一作、他は全曲大高清美作。基本的に1作目と同じように録音しているのですが、演奏はオルガンの割合が高くなったような気もするし、よりシンプルになった雰囲気があります。ハードコア・フュージョンを感じさせる曲が多いのは相変わらず。これをフルバンドではなくて、数曲を除いてデュオで演奏してしまうところにこのユニットの価値があるのかなとも。ドラムスも音数は多いですし、聴いていてスカッとするサウンド。2曲目は文字通りドラムスから先にできているような、スリリングなリズムのフュージョン。1作目も良かったけど、2作目はさらにやりたい方向に向かっている演奏。プログラミングがどう生かされているのか、キーボードの一人同時演奏をライヴでも見てみたい気がします。(15年6月25日発売)
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