Naqsh Duo/Narrante/Golfam Khayam/Mona Matbou Riahi
ECMレーベル聴き4日目で一段落。でも10日(今日か)にまたECMがまとまって通販に入荷してくる予定なので、いい加減に疲れた感がなきにしもあらずなんですが(笑)。今日のアルバムはいちおうジャズの区分にはしてありますが民族音楽のサウンドにその中でインプロヴィゼーションを混ぜた感じです。Naqsh Duoとしては有名、ということがどこかに書いてありましたが、日本の通販のサイトでは他のアルバムは見当たりませんでした。検索をかけても英語の表記のものがほとんど。でも、サウンド的には個人的にハマりますねえ。どう聴くかは、それぞれの人にお任せするしかないのですが。あと検索かけてみたけど、私より前にこのアルバムをお店以外で日本語でレビューしているところ、ないですね。
Naqsh Duo/Narrante/Golfam Khayam(G)/Mona Matbou Riahi(Cl)(ECM 2475)(輸入盤) - Recorded July 2015. - 1. Testamento 2. Arioso 3. Lacrimae 4. Battaglia 5. Parlando 6. Sospiro 7. Narrante 8. Silenzio 9. Lamento-Furioso
(16/06/08)イランのテヘラン出身の2人で、全曲2人の作曲。曲なのか、インプロヴィゼーションか分らないところはありますが、かの地(ペルシャ)の民族音楽感満載のサウンド。楽器的には西洋のものでしょうけど、それを超えた表現があるように感じます。場合によっては東洋とか、日本とか、そのあたりまでカヴァーしているような叙情性も。ジャズ度という感じではないですが、ある意味空間的フリー・インプロヴィゼーションにも通じる表現があります。民族音楽的なものはこのレーベルお得意の方面なので、聴いていて落ち着き、安らぎます。コードの変化があまりなく、その持続音的な音の連なりがまた神経に影響を及ぼして、深くのめり込みそうな感じも。聴く人を選ぶけど、民族音楽でのECM的な音世界になっています。
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