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2016/03/21

Warp/Jon Balke

2444
ECMレーベル新譜聴き3日目。今日のヨン・バルケ作は、ソロ・ピアノとしてはインプロヴィゼーション的な部分があるからジャズの範疇なんだろうけど、ちょっと聴きには一般的にはジャズとは聴こえないサウンドだと思います。北欧ジャズというくくりには入りそうですけど。そのあたり自分の主観をジャズに持っていくのか、ECMにどっぷりハマっているところから持っていくのか難しいところですが、自分はジャズから聴いている立場の方が多いと思います。ただ、やはり聴いているうちにECM頭になっているような自分にも気がつくこともあります。ちょっと地味かもしれませんが、味わいのあるアルバム。


Warp/Jon Balke(P, Sound Images)(ECM 2444)(輸入盤) - Piano Recorded September 2014. Mattis Myrland(Vo), Wenche Losnegaard(Vo), Ellinor Myskja Balke(Announcement Reading) - 1. Heliolatry 2. This Is The Movie 3. Bucolic 4. On And On 5. Bolide 6. Amarinthine 7. Shibboleth 8. Mute 9. Slow Spin 10. Boodle 11. Dragoman 12. Kantor 13. Geminate 14. Telethesia 15. Geminate Var. 16. Heliolatry Var.

(16/03/20)全曲ヨン・バルケの作曲。52分台で16曲もあり、短めの曲が多いです。長くても4-5分、短いと1分もないような。ピアノにところどころオーバーダブをしての録音ではないかと思うのですが、ピアノがクラシックのように端正な感じもして、あくまでもソロ・ピアノが主役のところに他のサウンドを添えて彩るというような形。割と穏やかなんですが、時に思索的に内面を吐露しているようなピアノでもあります。メロディで割と流麗に聴かせるところと、無骨にゆったりとコード的に聴かせるところとか、さまざま。フリー的なメカニカルに弾く部分や少しトリッキーな部分も。北欧によくある、エレクトロニクスを地味に加えた静かな音楽的なところもあり。プロデューサーはバルケとアイヒャーなので、持ち込み音源の可能性が高し。

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