Tiger In The Rain/Michael Franks
マイケル・フランクスのリーダー作過去盤聴き4日目。個人的な好みはWarnerの1-2枚目で、4枚目のこのアルバムは印象がそんなに強くはなかったのですが、ちょうどジャズ・ミュージシャンたちの本来の仕事が減っていた時期で、前作あたりから豪華なミュージシャンがけっこうクレジットされています。このアルバムでも、間奏その他の部分で、通常の歌を盛り上げる以上のインストの部分があったりして、そういうところに耳を持って行ってもジャズファンとしてはけっこう満足いくかもしれません。収録時間は40分と、まだLP時代なので短めですけど、ギュッと絞ったような感じで、長さとしてはちょうどいいんじゃないかと。
Tiger In The Rain/Michael Franks(Vo)(Warner Bros) - Released 1979. Herb Busher(B), Rick Marotta(Ds), Joe Caro(G), Kenny Barron(P), Paul Griffin(Org), Crusher Bennett(Per), Rubens Bassini(Per), Buddy Williams(Ds), Bob Leinbach(Org), Ben Reiley(Ds), Bucky Pizzarelli(Per), Mike Mainieri(Vib), Ron Carter(B), Seldon Powell(Ts, Ss), John Simon(Per), Dave Liebman(Fl), George Young(Ts, Fl), Dave Sanborn(As), Randy Brecker(Tp), Low Soloff(Tp), etc. - 1. Sanpaku 2. When It's Over 3. Living On The Inside 4. Hideaway 5. jardin Botanico 6. Underneath The Apple Tree 7. Tiger In The Rain 8. Satisfaction Guaranteed 9. Lifeline
全曲マイケル・フランクスの作曲。曲によってメンバーが変わり、しかもそれぞれのソロやアンサンブルが非常に豪華になっています。ストリングスなどのアレンジもいい感じ。ブラジル色の強い曲もあって、3曲目は哀愁が漂うボッサの演奏。ジャズ風の豪華なホーン・アンサンブルも数曲で聴けます。6曲目はどこかで聴いたことのあるメロディのジャズ色の強い曲。ただ、個々の曲の印象は、これ以前のアルバムに比べて、ちょっと薄い印象も。1曲目は彼の出だしの曲としてはちょっとインパクトが弱いか。シャッフル的なリズムながらジャジーな感じが漂う4曲目、優しいサウンドのボッサのタイトル曲の7曲目、ホーン陣が豪華なジャズ色が強い8曲目。デイヴ・リーブマンは5-6曲目に、ランディ・ブレッカーは8曲目に参加。
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