Spellbound/Joe Sample
マイケル・フランクスのサイド参加作の過去盤聴きはこの1枚だけで、これでマイケル・フランクスは一段落。ちょっとポップスの期間が長かったので、訪問された方は退屈してしまったかな?でも今日のジョー・サンプルのアルバムと比べて、バックミュージシャンはあまり違わないし、サンプルのこのアルバムもヴォーカル曲が4曲入っているので、このあたりボーダーレスと言えないこともないのですが。改めてこのアルバムを聴いて、サンプルはスゲー、と思ってしまったものでした。ミュージシャンも贅沢な使い方ですし。売るためにクォリティを下げてないのは、アメリカのトップミュージシャンに共通して言えることですけど。
Spellbound/Joe Sample(P)(Warner Bros) - Released 1989. Marcus Miller(B), Omar Hakim(Ds), Michael Landau(G), Nathan East(B on 6), John Pena(B on 3), John Robinson(Ds on 3, 6), Chuck Domanico(B on 10), Lenny Castro(Per), Larry Williams(Synth), Jerry Hey(Synth Prog), Robbie Buchaman(Synth Prog), Michael Franks(Vo on 5), Al Jarreau(Vo on 3), Take 6(Vo on 6) - 1. Seven Years Of Good Luck 2. Spellbound 3. Somehow Our Love Survives 4. All God's Children 5. Leading Me Back To You 6. U Turn 7. Bones Jive 8. Luna En New York 9. Sermonized 10. Looking Glass
マーカス・ミラー作が1曲目、デューク・エリントン作が10曲目、他はジョー・サンプルの作曲ないしは共作。マイケル・フランクスは5曲目に参加。なかなかゴキゲンなフュージョンアルバムですが、他の曲ではアル・ジャロウ(3曲目、実はこの曲もジョー・サンプルとマイケル・フランクスとの共作です)やテイク6(6曲目)なども参加していて、けっこう豪華。クレジット不明なれど、8曲目にもヴォーカル曲が。プロデューサーはトミー・リピューマ。このリズムセクションだったら文句がないだろうと、マーカス・ミラーとオマー・ハキムのコンビでだいたいの曲を演奏しています。そこに、かなりメロディアスで、繊細なところも時々出るサンプルのピアノがまたキャッチーでいい感じです。やっぱり彼のアルバムは売れますね。そこが狙いかも。
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