Sleeping Gypsy/Michael Franks
マイケル・フランクスのリーダー作過去盤聴き2日目。やっぱり自分の多感な時期に割とリアルタイムで聴いていた1-3枚目(特に1-2枚目)((注)マイナーどころから出たデビュー作を除く)あたりが、曲もバッチリ自分の頭の中に残っているし、影響力は大きいですね。ここでは「アントニオの歌」がジャズ/ボッサの世界ではスタンダード化してきていますし、クルセイダーズで有名な「チェイン・リアクション」も歌っています。まだ、バックのミュージシャンは曲ごとに違うということもそんなになく、バックミュージシャンが入れ替わり、録音の費用がかかり始めると思われるのは、次のアルバムあたりからになりますが、個人的には、シンプルなこのあたりがけっこう好きです。
Sleeping Gypsy/Michael Franks(Vo)(Warner Bros) - Released 1977. Joe Sample(Key), Wilton Felder(B), Larry Carlton(G), John Guerin(Ds), Michael Brecker(Ts), Ray Armando(Per), David Samborn(As), Joao Palma(Ds), Joao Donato(P), Helio Delmiro(G) - 1. The Lady Wants To Know 2. I Really Hope It's You 3. In The Eye Of The Storm 4. B'wana-He No Home 5. Don't Be Blue 6. Antonio's Song (The Rainbow), 7. Chain Reaction 8. Down In Brazil
7曲目以外はマイケル・フランクスの曲。あの有名な「アントニオの歌」が入っているアルバム。ところがこの曲はアメリカのミュージシャンを起用し、4、8曲目の方がブラジル録音。このアルバムでもクルセイダーズのメンバーがバックで参加していて、ジョー・サンプル作曲の有名な7曲目に歌詞をつけて歌ったりしています。マイケル・ブレッカーは1-2、4曲目に参加。デヴィッド・サンボーンは3、5-7曲目に参加。フュージョン系のミュージシャンの渋いフレーズ(特にラリー・カールトン)と比較的ルーズなリズムが心地よく、そこにけだるいヴォーカルが乗っかっていい感じに仕上がっています。 6曲目の「アントニオの歌」はジャズでもスタンダードになりましたが、比較的耳慣れた曲や演奏が続きます。このあたりで有名に。
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