ジンボ・デ・ジンボ80’s/神保彰
元日には届いていたんだけど、大晦日に13日分までのブログのストックをためこんでいたので、アップが遅くなってしまいました。今回は、オリジナルアルバムより先にセルフカヴァーアルバムを紹介させていただきます。このアルバムの収録曲の途中までですが、自分もカシオペアのLPやCDをデビュー作から’84年ごろまで購入していました。もう処分して持っていないですが。このバンドと、ザ・スクェア(今のTスクェア)は、高校のときにはじめて聴いて、友人たちと話題になって、けっこう熱をあげていたと思います。それを、今の神保彰のアルバムのおなじみのメンバーでやっても、アレンジは変わってもそのポップ性は変わらないなあ、と改めて思ったのでした。だからアルバムを1年に2枚ずつ出せるんでしょうね。
ジンボ・デ・ジンボ80’s/神保彰(Ds)(Electric Bird)
Jimbo De Jimbo 80's/Akira JImbo(Ds)(Electric BIrd) - Released 2016. Abraham Laboriel(B), Otmaro Ruiz(P, Key) - 1. Ripple Dance 2. Sunnyside Feelin' 3. Mid Manhattan 4. Fruit Salad Sunday 5. Street Performer 6. After Grow 7. In The Pocket 8. Touch The Rainbow 9. Frou Frou
全曲、神保彰作曲、と言ってもカシオペア時代の’80年代の彼の曲を、セルフカヴァーするという企画。自分はカシオペアは「Down Upbeat」(’84年)までしか追いかけてなく、むしろ徳間から出た彼のソロ・アルバムの方が印象が強いのですが、そのカシオペア時代に’80年に初めて書いたという1曲目から、やはり作曲の才能も開花しているという印象です。日本的でもあるし、ある意味カシオペア的でもある彼の曲は、強く残ります。それをいつものメンバー3人のキーボード・トリオで、今風に自由にやっているところが彼らしい。原曲のイメージのあるもの、意外なアプローチをしているものなどいろいろありますが、そのメロディが強く、リズムと一緒に心に残ることは言うまでもありません。ある意味キャッチーですけれども。(16年1月1日発売)
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