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2016/01/19

HOPE/木住野佳子

Kishinohope
実は日本のミュージシャンって、超大物を除けば、大手とインディーズとCDの発売が違ってもあまり実力差はないんじゃないかという気がしますが、メジャー受けするかマイナー受けするかでも、運命は変わってくるのかもしれません。長年大手から出し続けている人は、それなりの枚数が売れていないと次がないですし。木住野佳子もその大手組。なので、ちょっと自分の求めるジャズとは最近違ってきたかな、という気もしますが、こうして聴いていると、やはりいいですねえ。ちなみに、パーカッションの岡部洋一とは、大学の音楽サークルで同期でしたが、私は2年でクビになってしまい(でも主に人間関係が原因でしたけど)、彼はプロになりました。こちらは歴然とした差がありましたが...。


HOPE/木住野佳子(Universal) - Recorded 9-11, 2013. 嶋徹(B except 3, 11)、岡部洋一(Per except 3, 11) - 1.HOPE 2.飛翔 3.虹のしずく 4.Meridienne 5.Tiny Flower 6.牛とカタツムリ 7.蝶の夢 8.If I Fell 9.hikari 10.リベルタンゴ 11.Inori

8曲目がビートルズの曲、10曲目がアストル・ピアソラの曲で、他は全曲木住野佳子の作曲。本人のライナーでは、東日本大震災に対するホープ(希望)の意味も込められているそうですが、ダイナミックな部分もあるにしても、ジャズっぽい部分も洗練されていて、彼女独自の感性が表れているアルバムです。3曲目のようにしっとりと美しいメロディが流れていくソロ・ピアノのバラードもあり。同時発売の「ふるさと」とは、はっきりと方向性が違っています。4曲目は聴いたことのあるメロディと思ったら、テレビ番組で使われている曲でした。強いメロディ。やはりピアノ・トリオの形式を主にとっているにしても、美メロディの人だなあ、という印象。6曲目の8分の6拍子の曲はアップテンポでジャズ的。10曲目は雰囲気が出ています。(13年11月6日発売)

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