Dragonfly Summer/Michael Franks
マイケル・フランクスのリーダー作過去盤聴き8日目で、一段落。これ以降はかなり前にコメント手直しをしたり、すでに’99年以降のものでした。ホッとしたでしょ(笑)。でも、まだあと1枚、サイド参加作があるので、もう少しお付き合いください。前回、プロデューサーが3組でビックリしましたけど、これは何と4組。しかも前作ほどにはバラバラ感がなくて、ジャジーだったり、ボッサだったりの曲もある程度あって、落ち着いてきたかな、と思います。ライナーには曲ができると、それに合ったプロデューサーにお願いして、OKをもらった、ってことが書いてありますが、もうこの時はかなりの大物だったんですね。やっぱりポップスの世界は違うなあ、と思います。
Dragonfly Summer/Michael Franks(Vo)(Reprise) - Released 1993. Jeff Lorber(Key), Paul Jackson Jr(G), John Robinson(Ds), Alc Milstein(B), Paulihno Da Costa(Per), Dave Koz(As), Eric Benet Jordan(Back Vo), Russell Ferrante(Key), Jimmy Haslip(B), William Kennedy(Ds), Bob Mintzer(Ts, Ss), Steve Khan(G), Marvin Stamm(Tp, Flh), Gil Goldstein(Key), Steve Rodby(B), Toninho Horta(G), Mino Cinelu(Per), Dan Hicks(Vo), Peggy Lee(Vo), Warren Bernhardt(P), John Patitucci(B), Alex Acuna(Per), John Pisano(Ds, Per), Chris Hunter(G), etc. - 1. Coming To Life 2. Soul Mate 3. Dragonfly Summer 4. Monk's New Tune 5. Learning What To Love Means 6. I Love Lucy 7. Practice Makes Perfect 8. String Of Pearls 9. Keeping My Eye On You 10. The Dream 11. You Were Meant For Me 12. How I Remember You
6曲目はスタンダード、10曲目は作詞のみで、他はマイケル・フランクスの作曲。何と4組がプロデュース。ベン・シドランがプロデュースの9曲目にダン・ヒックス、11曲目(2曲ともジャズですね)にペギー・リーまで引っ張り出してその豪華なこと。彼も大物になってきました。あとのプロデューサーはジェフ・ローバー(今回はリズムは打ち込みでないようです。ポップなサウンド)、イエロージャケッツ(曲によってけっこうジャジー)、ギル・ゴールドスタイン(ストリングスを配して落ち着いていて深みがあります)。ミュージシャンも適材適所の配置。このあたりになってくると、サウンドもけっこう今っぽくなってきますが、彼の好きなボッサの曲もあります。スティーヴ・カーンは3-4、8、10曲目に、ジョン・パティトゥッチは9、11曲目に参加。
(追記)このところいろいろなジャンルのミュージシャン、アーティストの訃報が相次いでますが、ブログは先日付でしばらく前に仕込んであるため、そのことになかなか触れられないのが残念です。特にポール・ブレイは大好きだったピアニストでした。
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