Burchfield Nines/Michael Franks
マイケル・フランクスのリーダー作過去盤聴き3日目。以前のクルセイダーズ主体のバックから一転、今回はスティーヴ・ガッド、ウィル・リーなど、ニューヨークのスタジオ・ミュージシャンで固められています。とは言うものの、まだ時代のせいか、彼の個性のせいか、ちょっとリズムはルーズな感じで、それがまたいいと思いますけれども。当時の邦題というのも、洋題とは関係ないところでついてますが、LP時代はそういうことが多く、むしろ邦題の方で認識していた部分も、自分はあります。やはり個々の曲は印象的ではあるんだけど、個人的な入れ込みの濃淡か、自分の中では前作までの2枚が人生に影響したアルバムってことになってます。
Burchfield Nines/Michael Franks(Vo)(Warner Bros) - Released 1978. Steve Gadd(Ds), Will Lee(B), Ralph MacDonald(Per), Leon Pendarvis(Key), John Tropea(G), Oscar Brashear(Tp), Bud Shank(Sax), Ernie Watts(Sax) - 1. When The Cookie Jar Is Empty 2. A Robinsong 3. Wrestle A Live Nude Girl 4. Burchfield Nines 5. Meet Me In The Deerpark 6. Dear Little Nightingale 7. In Serch Of The Perfect Shampoo 8. Vivaldi's Song
邦題は「シティ・エレガンス」。全曲マイケル・フランクスの作曲。今回はニューヨーク系のトップ・スタジオミュージシャンがバックで、いくぶん洗練されたサウンド。リズムはややルーズですが、けっこう渋いバッキングやソロがあります。静かな曲も多く、Warnerの1-2枚目ほど印象に残る曲が少ないかも。それでも2曲目のように4ビートの部分もあってジャジーな雰囲気もけっこう出ている曲もあり、1曲目をはじめ、メロディアスな曲も多いです。ヘタウマな歌なんだけど引き込まれる3曲目、静かに囁くように進んでいくバラードのタイトル曲の4曲目、ボッサタッチの軽めな雰囲気の5曲目、8分の6拍子でゆったりとした明るめの6曲目、不思議なメロディ進行を持つゆったり目の7曲目、哀愁と静けさに満ちた短調のボッサの8曲目。
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