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2015/10/23

Morton Feldman/Erik Satie/John Cage/Rothko Chapel

2378
ECM New Series新譜聴き2日目。モートン・フェルドマン、エリック・サティ、ジョン・ケージの3人を取り上げてますけど、現代音楽然としているのは1曲目、26分台のモートン・フェルドマンの曲で、ジョン・ケージの作品は意外におとなしいというか、聴きやすいというか、ECMらしいというか。サティの曲とケージの曲が2曲目以降、だいたい交互に現れてきますが、あまり垣根は高くないような気もします。だから時間的にメインと思われる1曲目と2曲目以降、というサウンドの違いがあるんじゃないかなあと思うのですが、ECMではこういう混ぜ合わせて発表する方法はおなじみ。思ったよりは自然だったです。


Morton Feldman/Erik Satie/John Cage/Rothko Chapel(ECM New Series 2378)(輸入盤) - Recorded May 2012 and February 2013. Kim Kashkashian(Viola), Sarah Rothenberg(P, Celeste), Steven Schick(Per), Houston Chamber Choir, Robert Simpson(Cond) - Morton Feldman: 1. Rothko Chapel 2. Erik Satie:Gnossienne No.4 3. John Cage:Four2 4. Erik Satie: Ogive No.1 5. John Cage:Ear For EAR (Antiphonies) Erik Satie: 6. Ogibe No.2 7. Gnossienne No.1 8. John Cage:Five 9. Erik Satie: Gnossienne No.3 10. John Cage: In A Landscape

(15/10/22)Morton FeldmanとJohn Cageは20世紀アメリカの現代音楽家。Erik Satieは19-20世紀フランスの作曲家。フェルドマンの静かな、26分にも及ぶ現代音楽の1曲目を、演奏家を総動員して1曲目に配し、その後サティの曲をピアノで、ケージの曲を主にコーラス(10曲目のみピアノで)で、ほぼ交互に配している独特な構成。ケージの曲も10曲目以外は’80-90年代作曲ですが穏やか。現代音楽色とサティとの混交です。

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