Nomad Songs/Stephan Micus
ECMレーベルでまた2枚入ってきたので、他にまだ6枚あとまわしになってしまっているCDがあるのですが、先に聴いてしまいます。ちょっと目の調子が悪いので、コメントしやすい方から聴いていってしまおう、ということもありますが。それにしても歳で老眼のせいか、誤字が増えてきて、少し前、合っていると思って確認しても間違えていたのはちょっとショックでした。それはともかく今日のステファン・ミカス、ジャズ度はなくて、無国籍的民族音楽と言った方がいいと思うのですが、ECM初期の頃(JAPO時代を含め)から息の長い、しかも一貫したアルバムリリースを続けている人です。聴いたら案外ハマる人もいるのでは。
Nomad Songs/Stephan Micus(All Instruments, Voice)(ECM 2409)(輸入盤) - Recorded 2012 - 2014. - 1. Everywhere, Nowhere 2. Leila 3. The Promise 4. The Stars 5. The Spring 6. The Blessing 7. The Feast 8. Laughing At Thunder 9. Sea Of Grass 10. The Dance 11. Under The Chinar Trees
(15/06/29)全曲ステファン・ミカスの作曲で多重録音。Rdingo、Genbri、Guitars、Suling、Nay、Rewab、Rabab、Shakuhachi、Voiceを使用して、相変わらず多国籍的かつ無国籍的な民族音楽的サウンドの曲を聴かせてくれます。長年にわたって、悠久の時を聴かせてくれるのが、それとも不変の大いなるマンネリ(いい意味で)を聴かせてくれるのか、その都度使用楽器に変遷はあっても、どこか懐かしさのある音楽を奏で、歌ってくれます。使用楽器の中に尺八もあって、日本人にはなかなか泣かせます。素朴なサウンドは相変わらずで、どこの地域にも属さないような民族音楽はありそうでなかなか他では見当たらないと思います。ECMならではのミュージシャンとして、もっと聴かれてもいい人かも。ジャズ度はないですけれど。
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