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2015/04/06

Gustavo Leguizamon/El Cuchi Bien Temperado

2380
ECMレーベル新譜が3枚届いたので、また聴いて行こうと思います。4月は中旬から下旬にまた6-7枚出るらしいので、まさにここ数年続く、ECMラッシュですね。今日のアルバム、クラシックのソロ・ギターですが、なんとなくエグベルト・ジスモンチやディノ・サルーシと同じような音の香りがするんですね。ある種乾いたというか。そしていわゆるクラシックの枠だけにははまっていないし。これがECMとして好む中南米のミュージシャンなのかな、という気もしています。作曲者のGustavo Leguizamonはアルゼンチンの伝統音楽にラヴェル、ドビュッシー、シェーンベルクあたりの技法も持ち込んだらしいし、それをまたPablo Marquezがアレンジをして弾いているので、原曲も聴いてみたい気がしています。


Gustavo Leguizamon/El Cuchi Bien Temperado(ECM New Serirs 2380)(輸入盤) - Recorded May 2012. Pablo Marquez(G) - 1. Coplas De Tata Dios 2. Zamba Del Carnaval 3. La Cantora De Yala 4. Chacarera Del Expediente 5. Chaya De La Lozano 6. Zamba De Lozano 7. El Silbador 8. De Solo Estar 9. Chacarera Del Holgado 10. Carnavalito Del Duende 11. Zamba Para La Viuda 12. Zamba Soltera 13. Corazonando 14. Zamba Del Panuelo 15. Chilena Del Solteron 16. Maturana 17. Cancion Del Que No Hace Nada

(15/04/05)20世紀アルゼンチンの音楽家Gustavo Leguizamonの曲(伝統音楽に現代の手法を持ち込んだらしい)を、Pablo Marquezがソロギター用にアレンジしたアルバム。ちょっと哀愁を帯びていて、少し乾いた、水彩画の世界を見るような、あまり南米ということを意識することなく聴けるギターです。割と淡々としているけど、その乾き加減は現代音楽の影響もあるか。純粋なクラシックというようでもなく、ECMとのボーダーレスな部分。

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