Charlie Haden - Jim Hall
実はこのCD、発売前からHMVに注文していたのですが、注文時、2種類の同じ輸入盤があって、当然のことながら安い方を予約注文しました。ところが発売直前になって、出荷延期未定になってしまい、高い方はそのまま発売日に在庫ありに。しばらく待っても状況は変わらないので、慌てて注文を差し替えたのですが、その時は在庫なしで、結局発売日から1か月ほど経ってからの入手となりました。このアルバム、’90年の録音なんですね。先日聴いたケニー・バロンとデイヴ・ホランドのデュオは渋いといっても一般的に受け入れられるような渋さで、こちらの方はちょっとマニアックな渋さと言っていいかもです。多少聴く人を選ぶかな。
Charlie Haden(B) - Jim Hall(G)(Impulse)(輸入盤) - Recorded July 2, 1990. - 1. Bemsha Swing 2. First Song 3. Turnaround 4. Body And Soul 5. Down From Antigua 6. Skylark 7. Big Blues 8. In The Moment
(14/10/31)ライヴ録音で長めの曲が多いです。チャーリー・ヘイデン作が2曲(2、8曲目)、ジム・ホール作が2曲(5、7曲目)、他はスタンダードやジャズメン・オリジナル。この時期ジム・ホールも渋くて、ちょっとトリッキーな演奏の部分もありますが、演奏自体はしっかりしています。2人のやり取りの収録時間は76分に渡ります。リラックスした感じがまたいい。哀愁満点の2曲目もギターとベースのやり取りがまた切なく、2人ならではの演奏になっています。意外と雰囲気の出ているオーネット・コールマン作の3曲目、前後で明るく、ドリーミングな雰囲気が漂う、中盤のアコースティック・ギター?のカッティングが印象的な5曲目、ブルースなんだけどちょっと違う感じがいい7曲目、ベースにクセがあり、やや抽象的なやり取りもある8曲目。
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