Silk And Salt Melodies/Louis Sclavis Quartet
ECMレーベル新譜聴き3日目で一段落。また10月上旬ぐらいにドドッと入荷してくるのですが、とりあえずはブログ休止前の7月に購入したCD2枚とか、8月以降の国内盤とかを早くブログにあげたいので、時間があればどんどんアップしていきたいと思います。今回聴いた3枚、どれも静かでゆったりという部分もあるにしても、速いパッセージとか、賑やかなサウンドの部分など、ECMのイメージらしからぬ所も目立ちました。それは聴き手が勝手にECMのイメージを考えていただけかもしれず、どちらかというとECMは現在進行形の部分が強かったのかもしれません。かなりの変則編成だけど、このアルバムも面白かったでした。
Silk And Salt Melodies/Louis Sclavis(Cl) Quartet(ECM 2402)(輸入盤) - Recorded March 2014. Gilles Coronado(G), Benjamin Moussay(P, Key), Keyvan Chemirani(Per) - 1. Le Parfum De L'exil 2. L'homme Sud 3. L'autre Rive 4. Sel Et Soie 5. Dance For Horses 6. Des Feux Lointains 7. Cortege 8. Dust And Dogs 9. Prato Plage
(14/09/15)全曲ルイ・スクラヴィスの作曲。変則編成のクァルテット。現代フランスジャズという感じも。幻想的な出だしから、その後リズムとコードが提示され、メロディが爪弾かれていく1曲目、8分の6拍子で、陰影のあるサウンドを示しつつミステリアスな雰囲気の2曲目、出だしがソロ・ピアノで、途中から他メンバーも加わり哀愁満点のメロディが紡ぎ出される3曲目、速いパッセージと定型に近いビートでメカニカルにせまる4曲目、ギターとパーカッションからメカニカルなフレーズで発展していく5曲目、スクラヴィスを中心に幽玄、時に速いパッセージが繰り広げられる6曲目、フリー的な要素も強いけど構築度も高い7曲目、ミステリアスなユニゾンのテーマで全編魅力的な8曲目、パーカッション(笛中心?)の小品で幕を閉じる9曲目。
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