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2014/06/19

Inventio/Jean-Louis Matinier/Marco Ambrosini

2348
ECMレーベル新譜聴き2日目。今月はなぜかECMの新譜が少ないです。昨日紹介したキース・ジャレットとチャーリー・ヘイデンのCDのように、ものすごく売れることが予想されるアルバムもありますが、今日紹介するアルバムは、日本のジャズファンがほとんど名前を知らないミュージシャン、しかも内容的にはインプロヴィゼーションもあるだろうけど実際にはジャズではなくて、ヨーロッパの民族音楽とかクラシック/現代音楽とのボーダーレスになっている作品です。でもこの方がECMらしい感じもしています。まあ、売れ行きはレーベルファンが買うだけで、量的にはあまり売れない感じもしてますが。こういう世界もいいですね。


Inventio/Jean-Louis Matinier(Accordion)/Marco Ambrosini(Nyckelharpa)(ECM 2348)(輸入盤) - Recorded April 2013. - 1. Wiosna 2. Tasteggiata 3. Basse Dance 4. Szybko 5. Presto From Sonata G-minor (BWV1001) 6. Inventio 4 (BWV775) 7. Taiga 8. Qui Est Homo 9. Praeludium From Rosary Sonata No.1 10. Oksu 11. Hommage 12. Kochanie Moje 13. Balinese 14. Tasteggiata 2 15. Sicilienne

(14/06/18)Jean-Louis Matinier作が7曲(1、4、7、10-13曲目)、Marco Ambrosini作が2曲(3、14曲目)、2人のミステリアスかつ現代音楽的インプロヴィゼーションが2曲目。バッハの曲も2曲(5-6曲目)にあります。9曲目がHeinrich Ignaz Franz Biber、15曲目がAndre Astierとやはりクラシックの曲なので、そちらにも傾きますが、やはり聴いてみると彼らのペースのサウンド。フランス人のアコーディオンとイタリア人のニッケル・ハルパの奏者の演奏。アレンジは大半が2人で手掛けてますが、2曲ずつそれぞれでやっています。インプロヴィゼーション的な部分もあるのでしょうが、ヨーロッパの民族音楽的な淡い哀愁の雰囲気が中心にあります。ある程度静かなサウンドが基調のように見えて、情熱的な面も見せてくれています。

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