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2014/05/14

Meredith Monk/Piano Songs

2374 メレディス・モンクがクラシックや現代音楽かと言うと、ヴォイスパフォーマーでもあって線引きがこれまた難しいのですが、いちおうNew Seriesだからということで、強引にそっちのジャンルで分けておきます。もちろん、これは便宜上なので、聴く方々がどうとらえてもいいんじゃないかと思います。今回は声楽作品をピアノ化したもののようで、一部に拍手とヴォイスが入っている他は、2人ないしは1人のピアノでの演奏です。同じパターンの繰り返しが多くあって、これをミニマルというのかな、とも思いますけど、脳にも心地良く届きます。

 

Meredith Monk/Piano Songs(ECM New Series 2374)(輸入盤) - Recorded April 2012. Ursula Oppens(P), Bruce Brubaker(P) - 1. Onsolete Objects 2. Ellis Island 3. Folkdance 4. Urban March (Shadow) 5. Tower 6. Paris 7. Railroad (Travel Song) 8. Parlour Games 9. St. Peterburg Waltz 10. Window in 7's 11. Totentanz 12. Phantom Waltz

(14/05/10)メレディス・モンクが全曲作曲。今回は作曲のみで、声楽作品をピアノ化したとのこと。2人の、あるいは1人のピアノの演奏にまかせてしまっています。1-5、8、11-12曲目が2人の演奏、Ursula Oppensのみが6、9曲目、Bruce Brubakerのみが7、10曲目。古くは’71年作から、新しいのは’06年作まで。2曲目で時に拍手と声が入っているのはモンクか。フレーズの繰り返しが多く見られて、ミニマル的な感じも何となくします。

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コメント

声で聴くとエキセントリックな部分もあるモンクですが、ピアノにすると美しいですね。ミニマル基調の演奏が心地よいです。
http://kanazawajazzdays.hatenablog.com/entry/2016/08/10/040000

>kenさん

コメントありがとうございます。

メレディス・モンクの作品をピアノで演奏する、というのは意外でしたけど、なかなか面白かったでした。確かにミニマルの要素、ありますね。古さを感じさせないのは見事です。

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