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2013/12/11

Il Cor Tristo/The Hilliard Ensemble

2346
12月に届くECM New Series新譜はおそらくこれだけだろうと思います。ECM New Seriesでは、割と現代音楽とクラシック/古典音楽などをカップリングして、しかも、順番を間に入れこんだりしての発売が目立ちます。曲の長さが足りなかったのか、それとも親しみやすい面と新しい面を両方入れてセールスに結びつけたかったのか、詳しいところは分かりませんが。でも、そのやり方で、他ではなかなか聴くことのできない現代音楽も少なくなかったんではないかと思います。それを今回、男声4人のコーラスでは有名な、ザ・ヒリヤード・アンサンブルでの歌唱で聴くことができます。


Il Cor Tristo/The Hilliard Ensemble(ECM New Series 2346)(輸入盤) - Recorded November 2012. David James(Countertenor), Rogers Covey-Crump(Tenor), Steven Harrold(Tenor), Gordon James(Baritone) - Bernardo Pisano: 1. Or Vedi, Amor 2. Nove Angeletta 3. Chiare, Fresche Et Dolci Acque Roger Marsh: 4. Il Cor Tristo -I Jacques Arcadelt: 5. Solo E Pensoso 6. L'aere Gravato 7. Tutto 'L Di Piango Roger Marsh: 8. Il Cor Tristo -II Bernardo Pisano: 9. Si E Debile Il Filo 10. Ne La Stagion 11. Che Debb'io Far? Roger Marsh: 12. Il Cor Tristo -III

(13/12/10)Roger Marshはイギリス生まれ、アメリカ在住の現代音楽家。ダンテ(13-14世紀)の叙事詩を現代音楽のハーモニーで作曲し、このアルバムでは3カ所に分散してあります。また、14世紀イタリアの詩人Francesco Petrarcaの詩で、ルネッサンス期のイタリアの作曲家Bernardo Pisano(16世紀)、Jacques Arcadelt(16世紀)の歌を現代音楽の間に挟み込み、その違いと調和を楽しむことができます。あまり難解な感じではない。

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