あの頃のジャズ2/ナンシー・ウィルソン/ジョー・ヘンダーソン/チック・コリア/スタンリー・クラーク/レニー・ホワイト
国内盤再発の5日目で一段落。ここ3回は似たようなメンバーでのセッションだけれども、このアルバムだけ、録音年月日が違って、しかもライヴです。ナンシー・ウィルソンのジャズ・ヴォーカルも迫力ありますねえ。また、RTFの曲もやっていて、この曲とヴォーカル曲と雰囲気が全然違うようなごちゃまぜ感というか、変化に富んでいて面白いですし。でも、やっぱりセッションアルバム的な感じはしますけど。それでも1度はこの時代のアルバムを聴いてみてもいいんじゃないかな、と思わせるようなアルバムです。今までCD化されてなかったのが不思議なCDもあった、日本あるいは世界初CD化ばかりの5日間ではありました。
あの頃のジャズ2/ナンシー・ウィルソン(Vo)/ジョー・ヘンダーソン(Ts)/チック・コリア(P)/スタンリー・クラーク(B)/レニー・ホワイト(Ds)(Elektra/Musician)
Echoes Of An Era 2/Nancy Wilson(Vo on 1-3, 6-8), Joe Henderson(Ts on 1-4, 6-8), Chick Corea(P), Stanley Clarke(B), Lenny White(Ds)(Elektra/Musician) - Recorded April 7, 1982. - 1. I Want To Be Happy 2. I Get A Kick Out Of You 3. 'Round Midnight 4. Rhythm-A-Ning 5. 500 Miles High 6. But Not For Me 7. My One And Only Love 8. Them There Eyes
ライヴ演奏。チック・コリア作のピアノ・トリオでの演奏が5曲目で、あとはスタンダードかジャズメン・オリジナル。4曲目もインストルメンタル。ナンシー・ウィルソンのヴォーカルですけれど、いわゆるジャズ度という点では、こちらの方があるような気も。スケジュールの都合か、ホーンは1人になってます。それでも、演奏は当時のセッション的な要素もあるので、どんな演奏でも大丈夫的な安心感が垣間見えます。セロニアス・モンクの曲が2曲含まれていて、チックはモンク的なピアノを意識して、というかより饒舌でカチッとしたピアノ弾いている時もあります。ライヴなので、ここでリターン・トゥ・フォーエヴァーの5曲目が聴けるのもうれしい。7曲目の静かなヴォーカルとピアノとのやり取りは、ライヴならでは。いろいろ変化に富んでいます。(13年7月24日発売)
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